現場から病院に到着するまでの救急車内での、プレホスピタル・ケアが大切です。日本では、心肺停止状態で病院に着いた患者の97%は手遅れのDOA(dead on arrival=到着時死亡)だが、欧米では1割以上が助かります。この改善を目指して、1992年に救急救命士制度が創設されました。国家試験として誕生し、医師の指示を基に処置を行います。
厚生労働省は、2003年よりAED(自動体外式除細動器)による除細動を可能としました。2004年には、救急救命士の気管内挿管を、一定の研修者に認めました。2006年からは心肺停止患者に強心剤エピネフリン注射も認めました。
2014年4月から、
・心肺機能停止状態でない傷病者に対する血糖値の測定
・低血糖発作患者に対するブドウ糖溶液の投与
・心肺機能停止状態でない傷病者に対する乳酸リンゲル液による静脈路確保及び輸液 が出来るようになりました。
*AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設、企業等人が多く集まるところを中心に設置されています。
(高岡市、富山市のブログランキングに参加しています。 クリックをお願いします。)