じっとしているときにふるえる、歩く速さや普段の動作が遅くなる、姿勢が前かがみになる、これらの症状の原因が、検査してもみつからないときは、パーキンソン病かもしれません。
パーキンソン病は、体の片側から症状があらわれ、左右で差があり、緩やかに進行するという特徴があります。体を動かす機能を調節する脳内のドパミンという物質の不足が原因ですが、なぜドパミンを作る細胞が減ってしまうのかはまだわかっていません。
パーキンソン病と症状が似ていても、原因が別にある病気をまとめて「パーキンソン症候群」といいます。服用している薬による「薬剤性」や、脳血管障害による「脳血管性」、外傷による「外傷性」など、さまざまです。これらは原因をみつけて、その治療を受けることが大切です。
「字を書く」など何か動作をするときにふるえてしまうのは「本態性振戦」という病気です。これはパーキンソン病ではなく、治療も異なります。パーキンソン症候群の中で多いのは薬剤性と脳血管性です。薬剤性は、症状が急に進行し、左右の差があまりありません。うつ病の治療薬、降圧薬、食欲増進薬などの一部の薬を、それと気づかずに服用していて症状があらわれることがあります。(日本医師会408)
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