肩の痛みを起こす主な病気のうち、けん板断裂と石灰けん炎では手術が行われることがあります。多いのはけん板断裂の場合で、23割ほどの患者さんで手術が行われています。石灰けん炎では手術を行うことはまれです。
けん板断裂は、上腕骨と肩甲骨をつなぐけん板に穴が開いて炎症が起こり痛みが現われる病気です。加齢や外傷、肩の使いすぎなどが関わって50歳代ごろから発症します。石灰けん炎はけん板の中に石灰がたまり、その石灰を排除しようとして炎症が起こるために肩が痛む病気です。主に40歳代から50歳代の女性に起こります。この2つは症状はとてもよく似ていますが原因の異なる病気です。
けん板断裂の治療は保存療法が基本で、まずは痛みを抑える薬物療法が行われます。薬物療法を3か月ほど続けても痛みが改善しない場合は、手術が検討されます。手術はけん板修復術といい、けん板の断裂部分を左右から縫合して塞ぎ、アンカーという小さな部品を骨に打ち込み、けん板を骨につないで修復するものです。手術法には切開手術と関節鏡手術があり、現在は手術の約7割が関節鏡を使って行われています。手術後は、縫い合わせたけん板がつながるまで46週間、基本的には24時間ずっと肩関節を動かないように固定します。けん板が修復されて痛みが治まってからは、筋力を取り戻すためのリハビリテーションも必要です。リハビリテーションは23か月間通院して行います。
石灰けん炎では、痛みの原因になっている石灰を取り除く治療が行われます。けん板内にある石灰は、練り歯磨き状のものからチョークの粉のようなものまでさまざまですが、ほとんどは注射器による吸引で取り除くことができます。完全に吸引できずに残った場合は、石灰を吸収する効果のある薬で取り除きます。
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