赤いブツブツが全身に広がる風しんは、春から夏にかけて流行することが多く、2012年は2011年の患者数を大幅に上回っています。
 1977年度に始まった風しんの定期接種は、1994年度までは女子中学生のみが対象でした。1995年度から全ての1~7歳半児と中学生が接種対象になりましたが、学校での集団接種から医療機関での個別接種となったため、接種率が激減しました。今年の風しんの流行は、これらの影響によると考えられます。
 風しんは、男性が女性の3倍以上と、男性に多く発症しています。男性患者は85%以上が成人で、その多くが育児世代です。女性患者は70%以上が成人で、20 代がもっとも多く、妊娠出産年齢にあたります。
 妊娠初期に風しんにかかると、赤ちゃんの眼、耳、心臓に先天的な障がいがみられる場合があります。妊娠中は風しんの予防接種を受けられないので、女性は、妊娠前に風しんの免疫を獲得しておくことが大切です。厚生労働省の研究班の提言では、妊婦の家族への予防接種も推奨されています。
 2006年度から風しんの定期接種は、麻しんと混合したMRワクチンによる2回接種
に変わりました。1回接種で95%以上、2回接種で99%以上の人が免疫を獲得できます。1回目は1歳、2回目は小学校入学前1年間に接種しますが、2012年度までは2 回目の接種を中学1年生・高校3年生相当年齢のいずれかの時期にも受けられます。
 また、免疫のない成人男性と女性は、自分自身だけでなく周りの妊婦と胎児を風しんから守るためにも、積極的に予防接種をうけましょう。(日本医師会376)
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