「耳がつまった感じ」がして、自分の声や呼吸音が大音量で耳に響くという人が増えています。初期症状は、「耳に水が入ったような感じ」「耳がポワーンとする」「耳がキーンとする」など、人によって表現はさまざまです。内視鏡で見てみると、耳の中には何もつまっておらず、とてもキレイです。鼓膜が脈打つように動いています。
 高速エレベーターに乗ると「のぼり」より「くだり」の方が「耳キーン」を強く感じます。鼓膜の内側にある中耳には空気が入っています。エレベーターでのぼっていくと、外の気圧が下がるために、中耳の空気が膨張します。鼓膜が外側に“つっぱった状態”になり、くだりのエレベーターでは逆の現象がおき、鼓膜が内側に“つっぱった状態”になります。どちらの場合も、鼓膜がうまく振動できないため、音が聞こえにくくなり、それと同時に“キーン”という「耳づまり感」も生まれるのです。
 「耳管」は、中耳と鼻の奥をつなぐ長さ3.5センチほどの細い管で、普段は閉じていますが、つばを飲んだり、あくびをしたりすると、一時的に開きます。すると、中耳と外気の気圧が同じになり、鼓膜が元の位置にもどります。のぼりとくだりでは、この「耳管」の開きやすさが違っています。「くだり」の場合、中耳側の圧力が低いため、耳管が吸いついた状態になります。そのため、つばを飲んでも耳管がなかなか開かず、「耳づまり感」が強く、長く続くことになるのです。「謎の耳づまり病」の人は、耳管が開きっぱなしになっています。鼻の奥と中耳が常につながった状態になるため、息を吐くときは耳の方にも息が吹き込まれ、鼓膜が外側へふくらみます。逆に、息を吸うときは中耳からも空気を吸い込んでしまい鼓膜が内側へひっこみます。こうして、鼓膜が常に不安定な状態になると、エレベーターの「耳づまり感」に近い感覚が生まれるのです。「自分の声が耳に響く」という症状は、のどから鼻、耳管を通って、声が鼓膜の内側へ直接届いてしまうから。耳管の開き具合が大きければ、呼吸音も聞こえてしまいます。耳管が開きっぱなしになっている時間は、人それぞれ。数分で閉じる軽症の人もいれば、一度開くと数時間続く人、ほぼ1日中開いている重症の人もいます。
 耳管開放症の原因にはさまざまなものがあります。中でも多いのが「体重減少」です。病気や急激なダイエットで体重が一気に落ちたときに発症しやすいと言われています。耳管の周囲には脂肪組織があり、ここがやせると耳管がゆるみやすくなってしまうのです。その他、ホルモンバランス、脱水症状、血行不良などがあげられます。妊娠するとおよそ6人に1人の割合で耳管開放症を経験するといわれます。ただし、この場合は出産後に自然に治ることが多いので、心配しすぎる必要はありません。このほか激しい運動で脱水症状になったりして、一時的に発症する人もいます。
*耳づまり症状の改善法は、色々とあります。症状改善のポイントは、「血行改善」「水分補給」「リラックス」です。(ためしてガッテンより)
深くおじぎする
しばらく横になる
ネクタイやスカーフを少しきつめにする
首や耳のうしろにカイロをあてる
お風呂に入る
肩を動かす
エステに行く・マッサージをうける
水を飲んで休む
ビールを飲む
耳の下を押さえる
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