膝はスポーツによって痛めることが最も多い関節です。スポーツによるけがは、強い力が加わることによる“ 急性のけが”と、徐々に症状の出る“慢性のけが”に分けられます。
 膝の急性のけがとしては、靭帯、半月板、軟骨、筋肉、腱といった組織の損傷のほか、骨折、脱臼があります。打ったりひねったりした後に痛みと腫れが強く出る場合には、早めに整形外科を受診することをお勧めします。
 最近は若い方だけでなく、中高年のスポーツ愛好家が増加しています。こうした年齢層では年齢とともに半月板、軟骨、腱などがもろくなったり、膝のまわりの筋肉がおとろえたりして、それほど大きなけがでなくても損傷を受けてしまうことがあり、注意が必要です。
 慢性のけがは“ 使いすぎ症候群”といわれるものです。膝のまわりには、足を動かす筋肉の腱がたくさん付いています。スポーツによって筋肉を繰り返し使うことや、筋肉の柔軟性が低下することによって、腱の周囲に炎症が起きて痛む腱付着部症が起こりやすくなります。そのほかに、繰り返し負担がかかって膝関節付近に疲労骨折が起こることもあります。
 スポーツ後の膝の痛みを予防するためには、膝まわりの筋肉を強くし柔軟性を高めることが大切です。日頃から、膝関節に負担のかからない方法で、筋力訓練やストレッチを行うよう心がけましょう。
(日本医師会372)
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