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 京都の薬草園に厳重に保管されたトリカブトがありました。花の形が、舞楽のときにかぶる鳳凰の頭をかたどった兜に似ていることから「鳥兜」といいます。きれいな色の花ですが、根は猛毒です。草全体に毒があるが、なかでも根の部分に強い毒があり、アイヌ民族は、熊やクジラをとるための毒矢として矢に塗って使用したそうです。毒の強さは植物成分としては最強で、天然物ではフグ毒に次ぐ、といわれています。花言葉は「騎士道、栄光」です。
 漢方ではトリカブト属の塊根を附子と称して薬用にします。強心作用、鎮痛作用があります。牛車腎気丸及び桂枝加朮附湯では皮膚温上昇作用、末梢血管拡張作用により血液循環の改善に有効です。しかし、毒性が強いため、附子をそのまま生薬として用いることはほとんどなく、修治と呼ばれる弱毒処理が行われます。

 
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