「年をとった親がこのごろ少しヘンだ」「もしかすると認知症かもしれない」……超高齢社会の到来とともに、こんな会話がごく普通になってきました。現れる症状は人によって異なりますが、別表のような事柄が多く当てはまる場合は、認知症の6割を占めるという“アルツハイマー型認知症”の可能性があります。
 アルツハイマー型認知症は脳の老化によって起こります。ベータアミロイドというタンパク質が蓄積されて、脳の神経細胞を死滅させるせいではないかという説が有力ですが、はっきりした原因はまだわかっていません。
 患者さん本人へのテストや家族からの話、あるいは脳の形・機能を調べるCTやMRI等の画像診断での客観的な検査によって診断されます。
 理解力や記憶力などが病的に衰えるものの、感情は比較的保たれるのがアルツハイマー型認知症の特徴です。介護する家族と患者さんとの間に生まれたストレスによって病気が悪化しがちですが、早期に診断できれば病気の進行を遅らせる治療が可能になり、患者さんの気分が落ち着く状態を実現させることもできます。
 在宅介護がよいのか、施設を利用するほうがよいのかも含め、かかりつけの医師と相談してください。患者さん本人が意欲を持って日常生活を送れるように、家族や周囲の協力が求められています。(日本医師会345)

*アルツハイマー型認知症早期発見の主な手がかり
昔のことは比較的覚えているが、新しいことを覚えられない
今は何時とか、ここはどこかなど、時間や場所の見当がつかなくなる
物や人の名前が出てこない
物を置き忘れたり、しまった場所を忘れる
同じことを何度も尋ねる
一度に2 つ以上のことが考えられず、ささいなことで混乱する
頑固になったり自己中心的になったりして、人柄が以前と少し変化する
不安感などでよく眠れないと訴える
家事や仕事の段取りが悪くなる
よく知っている道で迷う

   
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