老人の冬のお風呂は、要注意です。入浴中の体調急変で救急搬送された人の約8割が60歳以上で、11~2月に半数が集中しています。搬送時、半数は心肺停止状態でした。冬場は脱衣所や浴室内の温度が低いため血圧が上がりやすく、入浴すると逆に血圧が下がって脳貧血を起こしやすくなります。高齢者は環境変化に対応しにくく、重症化しやすいと考えられています。浴室内の温度を上げるためには、予備暖房装置が便利です。
 最近は、死亡して時間が経過していると、救急車が来ても搬送しません。異常死として、警察に連絡されます。死亡時の診断は、溺死、不整脈、心筋梗塞などの心疾患が多く、次いで、くも膜下出血が続いています。しかし解剖例が少なく、溺死の本当の原因は、わかりません。日本温泉気候物理医学会の推計では、入浴関連の事故で亡くなる人は、年間約1万4000人です。
 
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