帝京大学医学部付属病院は、抗菌薬に耐性を持つ細菌「多剤耐性アシネトバクター」(MRAB)に患者46人が感染し、27人が死亡していたと発表しました。死亡例のうち9人に関してはMRAB感染が直接の死因となった可能性があるといいます。アシネトバクターとは、今まであまりその名を聞かなかった細菌です。アシネトバクター(Acinetobacter)は、土壌や水の中によく見られる細菌です。医療従事者など、健康な人々の皮膚にも見られることがあります。
 アシネトバクターは、病院内にも存在して、日和見(ひよりみ)感染を起こすことがあります。日和見感染とは、体力・免疫力に問題のない人では病気を起こすことがほとんどないような微生物が、体力・免疫力の弱まった人に感染して病気を起こすような場合を言います。入院患者には、体力・免疫力の弱まった人が多いので、院内感染では日和見感染が多くみられます。
 旅人はその日の日和を見て晴れなら出発、雨なら今日も宿で雨宿りと決めたりしました。わたしなら晴耕雨読です。晴れた休日には、ゴルフ場で芝生を耕し、雨の日なら家で読書です。日和見感染の微生物は、その時の人の体力・免疫力を見て、問題のない人に対しては静かにして、弱まった人に対しては襲いかかります。
 
 
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