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兎座 旗揚げ公演「19871988」

 

 2017.12.9 13:15 受付/13:30 op./14:00 st./15;40 end

            千本桜ホール 全自由(4列やや下手)

 
10月の30歳を記念したバースデーイベントで久しぶりに元気な姿を見た元モーニング娘。の小川麻琴。
 
その彼女が年末の舞台にゲスト出演ということで、改めて会いに行きたいと思い確認したら、今回ゲスト出演するのが土曜日の公演だということで、何とかいけるだろうと申し込み。
 
チケットは予約扱いで当日受付にて決済ということで、開場時間の13時半から少し前倒ししての現地入り。
 
12時過ぎには最寄駅の東急東横線の学芸大学に到着。
ひとまず駅から徒歩すぐの劇場を確認したところ、数名が並んでいる程度だったので、一旦駅前に戻り昼食を済ませてから再び劇場へ。
 
 

 

13時15分から受付開始ということでまずは列に並んでみるも前には3~4人程度。

 

13時を過ぎて程なくスタッフが出てきて、受付の設営のために一旦入場列は路地を挟んで向かい側へ移動。

 
 
本日の会場である千本桜ホールは、3階建てのビルの3階にある模様。
事前のHPでチェックしてみても、久しぶりに小屋という表現がぴったりはまりそうな狭い劇場らしい。
 
 
定刻に受付開始。
予約した名前を言ってチケット代を払ったあとは、全席自由席のためそのまま階段の入場待機列へ。
 
開場を待っている間に小川麻琴が2階の廊下を慌ただしく行き来するという手作り感満載の会場。
 
 
定刻開場でそのまま3階の客席スペースへ。
 
 
もちろん余裕で最前列にいけたけれど、前2列は低い木製ベンチに座布団を敷いただけで、しかも最前列は舞台の板が目の前で足が伸ばせないなど股関節が悪い自分には厳しい席なので早々に回避。
 
3列目も低いパイプ椅子で膝を立てて座らなければならずここも足が伸ばせないと判断し、通常のパイプ椅子で段差もそこそこあって視界もある程度確保できそうな4列目を選択。
 
結果的に前に座ったのが女性だったのでひとまず視界も問題なく舞台の開演を待ちました。
 
 
開演のベルは5分ほど押したでしょうか。
まずは「マナー動画をご覧ください」ということで、兎座のメンバーが出演する劇場観覧についてのマナー喚起の映像がスクリーンに映し出されます。
 
セーラー服に兎の被り物という女生徒がやんちゃ風の女子たちにいじめられるという設定で、携帯オフや録画・録音禁止といったマナー喚起のサイレント映像で、最後はいじめた側が改心して仲よく遊びましょうというお約束。
 
HPやポスター等の静止画では目にしてきましたが、セーラー服に被り物というちょっとシュールな映像はなかなかのインパクトですね。
 
マナー動画に続いてそのまま本編という流れでした。
 
 ・マナー動画 14:05-14:10
 
 ・本編上演 14:10-15:40
 
 ねえ。
 30になったら私たち
 どんな感じだろう>
 
 結婚しているのかな?
 母親になってるのかな?
 病気なってないかな?
 バツついてないかな?
 
 ねぇ、もしだよ。
 売れない役者になってて
 キャバクラで働いてもババア扱いされて
 でも芝居はやりたい!みたいな夢語ってる
 30になってたらどうよ?
 
 あのね、それだけは絶対やだ。
 
 ※フライヤーより
 
<ストーリー>
 
高校を卒業してから12年、
懐かしい教室に喪服姿で集まった同級生たち。
12年前に交通事故で亡くなったあゆみの十三回忌。
しかし招待状の差出人がバラバラであることを知る。
その教室のスピーカーから流れてきた謎の声。
12年前のあゆみの死の真犯人がここにいる。
ロッカーには意識を失ったもう一人の招待客。
やがて12年前の出来事が暴かれていく…。
 
<キャスト>
 
 野崎亜里沙………若林あゆみ
 古川奈苗…………桜井さき
 松本みゆき………相澤琴音
 小林愛里…………藤真紀子
 宇塚彩子…………又吉凛
 平井亜矢子………斉藤冴子
 小詠………………田中晶子
 青山卓矢…………木元貴史
 藤原珠恵
 
 小川麻琴 ※日替わりゲスト
 
<スタッフ>
 
 作・演出:藤原珠恵

 

 演出助手:三浦あくり

 音響:佐野貴史

 照明:一場美紀

 美術:仁平祐也

 ダンス振付:増田ゆーこ

 他

 
 
コメディ系の作品かと思いきや、そこそこ重めのスタートからサスペンスタッチの展開が続き、最後は兎座の旗揚げ公演という意味もあって、これからも演劇にまい進するという決意を感じられるものになっていました。
 
ゲスト出演の小川麻琴はいわゆるエピローグ的なシーンで登場しました。
転校していったかつての同級生という設定でしたか、モーニング娘。が大好きだった小川麻琴という本人そのままの役が楽しかったです。
 
終演後はそのまま階下に下りていきます。
狭い会場なのでさっきまで舞台に立っていた女優さんたちもすぐ横のドアから出てきて一緒に階段を下りる感じ。
 
階下ではすでに物販が始まっていました。
特に買いたいもののなかったのでそのまま通り過ぎようとして、ハッと気づいたのが一番手前に舞台の衣装のままの小川麻琴本人。
 
どうやら物販でチェキを売っている様子。

 

劇団の物販は出演者との交流も重なって賑わっていたようですが、まこっちゃんの前には誰もいなかったので、そのまま彼女の前に進みます。
 
先日のバースデーイベントで覚えていてくれたのでしょうか、彼女の方から「あーっ!」と声をかけてくれました。
その流れで普通に会話。
 
「イベントまたやってね」
…ありがとうございます…
「楽しかったから」
…チェキどうですか?…
 
目の前の机には裏返したチェキがランダムに並んでいます。
 
「まこっちゃんのあるの?」
…全部私ですよ~…
 
よく見ると傍らのボードに<小川麻琴チェキ¥1000>の文字。
 
「じゃあ買うよ」
…ありがとうございます…
 
1000円は隣にいた劇団側スタッフにお支払い。
 
…どれにします?…
「じゃあまこっちゃん選んで」
…じゃあこれ!…
 
 
…あっ!アップのだ!…
 
ここでまこっちゃんの方から手を差し出してきて握手。
 
…ありがとうございました…
「これからもがんばってね」
…はい…
「よいお年を」
…よいお年を…
 
最後は手を振って終了。
そのあと外に出て様子を見ていましたが、まこっちゃんファンがチェキを買って同じように会話を交わしていたようです。
 
これですべて終了。
夜公演も当日券で入れたと思いますが、この後は北千住に移動して仲間内の簡単な忘年会なので、東横線から渋谷まで出てあとは休日おでかけパスでJR経由で日暮里から常磐線快速というルートになりました。
 
来年もマイペースで活動していくであろう小川麻琴の動きを引き続きチェックしていこうと思います。