監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:ギリアン・フリン
脚本:ギリアン・フリン
ベン・アフレック ロザムンド・パイク タイラー・ペリー
ニール・パトリック・ハリス キム・ディケンズ キャリー・クーン

諸々のレビューを読んでいると胸糞悪くなる作品だということで覚悟はしていたけれど、確かにその通りのエンディングながら、妙に後を引くというかこれがデヴィッド・フィンチャーなんだろうなと納得。
昨年末に公開されたハリウッド作品で長尺ゆえに鑑賞を迷っていたのが「フューリー」と「インターステラ―」そしてこの三本。
残念ながら「フィーリー」は鑑賞のチャンスを逃してしまい、「インターステラ―」は年明けになんとか間に合って残ったのはこの「ゴーン・ガール」のみ。
タイムスケジュールの関係で迷っているうちにレイトショーになってしまいもうほとんど諦めていたところ、結局地元のシネコンの最終日のみが夕方からの上映ということで何とか間に合わせた感じ。
原作小説を書いたギリアン・フリンが脚本も手掛けているということで、ストーリー展開がしっかりしていたのはよかったと思います。
なるほどアカデミー賞の助演女優賞にもノミネートされたロザムンド・パイクの悪女っぷりは一見の価値あり。
かつて海外のミステリ小説を読みまくったので、悪女ものというとまず思い出すのがジェイムズ・ハドリー・チェイスの一連のミステリ。
後に映画化された「エヴァの匂い」(1962)ではジャンヌ・モローが「蘭の肉体」(1974)ではシャーロット・ランプリングがそれぞれ悪女を演じ、どちらも作品そのものは観ていないけれど、悪女を演じた女優のビジュアルはなるほど納得。
他にもカトリーヌ・アルレーの原作を映画化した「わらの女」(1964)ではジーナ・ロロブリジーダがヒロインの悪女を演じたようだし、「俺たちに明日はない」(1967)のフェイ・ダナウェイも含めて悪女を演じてきた女優たちはみな映画史にその名前を残していますね。
未見ですがデヴィッド・フィンチャーの前作「ドラゴン・タトゥーの女」(2011)ではルーニー・マーラが話題になりました。
今回の「ゴーン・ガール」は原作未読のままの鑑賞だったので、最後まで展開が読めず久しぶりにハラハラドキドキしながらスクリーンと向き合えたのがよかった。
しかし女性は怖い…ありきたりですが。
2015.1.23 ユナイテッドシネマ前橋 スクリーン2
おすすめ度…★★★★☆ 満足度…★★★★★