「ゴーストバスターズ」/「ゴーストバスターズ2」 | MCNP-media cross network premium/RENSA

MCNP-media cross network premium/RENSA

音楽(Music)・映画(Cinema)・小説(Novel)・舞台(Play)…and...

出会いの連鎖-RENSA-を求めて。

メディアの旅人はあなたです。

「ゴーストバスターズ」
 “Ghostbusters”(1984/アメリカ)

 イマジカBS(HD)/ひかりTV 2013.6.23 放送分


「ゴーストバスターズ2」
 “GHOSTBUSTERS Ⅱ”(1989/アメリカ)

 イマジカBS(HD)/ひかりTV 2013.6.24 放送分

 監督:アイヴァン・ライトマン
 脚本:ダン・エイクロイド ハロルド・ライミス

 ビル・マーレイ ダン・エイクロイド
 ハロルド・ライミス シガニー・ウィーバー
 リック・モラニス アニー・ポッツ

 

2013年の大ヒットドラマ「あまちゃん」の中で、北鉄の駅長さんである大吉がカラオケで必ず歌うのがこの「ゴーストバスターズ」のテーマソング。

さらに昨年の夏クールで福田雄一が手掛けた堂本剛主演の連続ドラマ「天魔さんがゆく」は完全に「ゴーストバスターズ」のパロディだった。

なぜに今になって<ゴーストバスターズ>ブームっぽい雰囲気になっているのか?
15年ぶりのシリーズ第3弾がそろそろ製作に入るとか入らないとか、その辺も関係しているのかもしれない。

そんなこともあって昨年6月にCS放送で録画してあったこのシリーズの1作目と2作目をここにきて再チェック。
もちろん公開当時に映画館でしっかり観ているのだけれど、きちんと見直すのは初めてかもしれない。

当時のCG技術を思う存分発揮して味のある映像になっているのは確かで、ビル・マーレイの飄々としたキャラクターやバックに流れる数々のディスコサウンドの妙もあって、肩の力を抜いて理屈抜きに楽しんだもの勝ちの作品になっている。

特に「2」では大都会ニューヨークを舞台にしながらも、様々な憎しみや怒りが渦巻くアメリカ社会の闇の部分をうまく取り込んでいたので面白かったですね。

それにしても「1」のマシュマロマンは今見ても違和感ありありなんだけど、「2」の自由の女神があまりにも唐突なので、思わず「20世紀少年かよ!」とつっこみたくなります。

ビル・マーレイはこの前の出演作である「パラダイス・アーミー」も観ていましたが、どちらもアイヴァン・ライトマン監督で、ハロルド・ライミスが共演していたんですね。

あの飄々としたキャラクターはなかなかインパクトがありましたが、「ロスト・イン・トランスレーション」あたりからその演技も評価されるようになってきました。

最近こういうコメディタッチのエンターテインメント作品も少なくなりましたね。
「ゴーストバスターズ3」の完成を楽しみに待ちたいと思います。