「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」
2013.3.10 ユナイテッドシネマ前橋 スクリーン1
原作は女性向け4コマ漫画なんですね?
前半の構成がそれっぽくて面白かったです。
当然女子が観ると「あるある」的な作品なんでしょうけど、男子が観ても「あるある」な部分もあって…あの面接の彼の気持ちとか実感しちゃいますね…みんな必死に自分の人生を生きているんですよね。
ふと振り返った時に自分の愚かな過去をなかったことにしたいと思うけれど、それも含めて今の自分があるわけで、それを誰に愚痴ったりしたところで理解されないんですよね。
昔友人との間にいろいろあってその時に実感したのは「人は絶対他人の気持ちにはなれない」ってことで、「相手の気持ちになって」ってのは都合のいい言葉だけどそんな簡単なことじゃない。
結局すーちゃんだって自転車の背中で号泣するまいちゃんと一緒に泣くしかないんです。
今の自分の生き方が正しいかどうかなんて誰にもわからないし、晩年になって振り返った時に「これでよかった」と思えればきっとそれが正解なんですね。
御法川監督は前作の「人生、いろどり」では老年の女性の友情を描いていて好感が持てたんですけど、今回も女性たちを優しく包み込むような視線が感じられて心地よかった。
「ドラえもん」目当ての家族連れがロビーに溢れる日曜の昼下がりに一人でシネコンで観ましたが、「明日からもがんばろ」と思わせてくれるとても元気になる映画でした。
珍しく染谷君が好青年を演じていて安心しました。
