夫が肺の一部を切り取ったのが2014年秋。
9年目を迎えて
あの頃の夫の歳を越えた私。
自分も体力気力が衰えて、ひどく歳をとったと思う。
息子夫婦の帰省にひと部屋を片付け掃除して水回りを磨く仕事が溜まっている。
たった一人でやるのはしんどい。
寝具を出すだけでも極狭マンションは場所が無い。
ホテルに泊まってくれないかな。
老後を二人で過ごす未来を想像してみた。
よそ様のように
健康で女より力持ちでたくましい男性
…でない夫。
お使いもできないし
フットワーク軽いどころか
フットワーク皆無。
頼れん!
よその旦那さんみたいに優しくないし、
運転手も荷物持ちも、家の中(マンションだから外は無い)の力仕事も
高いところも(私は低身長)電気の球替えも
全くしてもらえない。
この先二人分の生活を私一人で回すには
お金があっても、
体力的に辛い。
「病人なのだからしかたがない。
これまで養ってもらったんだから。」
とあの世の母からまた叱られそうだ。
毎日夫は寝るか座るか食べるかテレビやネットを眺めるか
しか動かない。
筋肉が落ち尻がダラっとしている。
猛暑の日中、私一人で車で買い出しに行き、水や飲み物6キロ(2L3本)
とエコバッグ二つ下げて上がってきた。エレベーターありがとう。
それだけなのに、15年前とは明らかに疲れ方が違う。
観戦の帰り道、トボトボと傘を杖のように歩いてかなり遅れてくる夫を信号で待ち、
夫の足が上がらない老人の歩き方にいやな気持ちに…
脱毛してから天パになった髪型に
(悪いけど私は天パと毛深い人はタイプではない)
すまんけど、なんだか微妙な感情になってしまった。
もちろん一緒に出て一緒に帰宅しても、それからすぐ座らずに夕飯を支度し、片付けまで、
夫が居眠りし始めた時間に鍋皿洗いまでが
全部わたしの仕事。
はいはい、分業したツケだから仕方がありません。
私一人ならお茶漬けでよいのだけど、偏らないよう、出かける日は野菜の煮物を前日に煮ておき、グラブカットしたポークソテーを焼くだけにする予定。
夫は帰宅後は動かず休むだけなのだから、お気楽なものだ。
家政婦生活あと何年だろう。
もういいよ…
あと何年も続いていくかと思うとなんだか辛い。