ココノススキノ。
4階の「風来堂」へ再訪です。
前回も書いたように久々の風来堂。
好きな一軒でありながら、本店には(場所&行列で)なかなか行けませんでした。
その風来堂がココノにできたのが嬉しい。ここならちょくちょく来れますからね。
前回は、かつて狙いつつ足が遠のき未食だった「味噌ラーメン」。
結果的には(風来堂らしく)好みの味ではあったものの「やっぱりつけ麺かな?」とも思いました。
ということで、今回は「つけ麺」。これが “本店並みか?” を確かめたい。
つけ麺メニューには味噌ラーメン同様「特製味噌つけ麺」と普通の「味噌つけ麺」があって、本店では(特製なんて)記憶になかったので店員さんに聞いてみると。。
「特製はチャーシューが増量(5枚)で味玉付き。通常のは増量・味玉とも無し」。との回答。
「味玉味噌つけ麵」があることもラーメン同様ですが、前回の味噌ラーメンでチャーシューが(記憶より)小さめだったので増量でもOKと思い「特製」を注文。
それと、麺の「温・冷」を聞かれるので「温」でお願いしました(こちらが定番でおすすめ。その理由は最後に)。
しばし待って登場。
席も同じく窓際のカウンター席。
「特製」の味玉と三葉・メンマ(柚子塩かな)。
それと写真では分かりにくいのですが、麺の下には「出汁」があります。
近年では「昆布出汁」などでブームとなった新スタイルですが、この店の出汁は「鰹・煮干し」。
まずは「麺」をそのまま。
おお、これこれ!
初めて食べた時同じ平岸エリアにある「MEN EIJI」と並び、「札幌にこんな旨い麺があるんだ」と感心したものでした。
製造は「小林製麺」。いい麺を作っている会社です。
この麺は「一本挽き」という “外皮以外を丸ごと挽く” こだわりの製法で、小麦の香りとモチっとした食感が素晴らしい。
(窓際なので窓枠の影が入っちゃいましたw)
スープも濃厚なコクがありつつキレも良い。
ベースはダブルスープながら「味噌」の使い方が良く(魚介との)アンバランスさを感じさせない秀逸なもの。
チャーシューはあの「山頭火」(関係があったと記憶)で知られた旭川名物の「トントロ」タイプ。
旨い!
記憶にあったチャーシューよりも “味噌に漬けてある” ような味わいになっている。
十分、ビールや酒のつまみにもなるほどの出来の良さ。
麺を食べると出汁が残ります。
これをつけ汁に注ぎます。
「割り汁」になります。
いい味!
さすがは風来堂。
ここココノ4Fの「Mingle!」は200席(数えてないのでわかりませんw)もあるというフードコート仕様なので、この日も悠々席が確保できました。
それでいて、本店並みのつけ麺が味わえるなら日常的に通えますね(味噌ラーメンの比較はできませんがw)。
そうそう、風来堂の常連ならお馴染みですが、麺の「温・冷」は「温」がおすすめ。
麺自体の味は「冷」がよくわかるともいえますが、この店は麺の入った「出汁」を最後に使うため食べているうちに温度が下がります。
それと元々つけ汁もやや “ぬるめ”(熱々ではない)なので、確実に冷めちゃいますw。
実は賛否両論でもあるのですが、個人的にはこの店のつけ汁はこれくらいの温度が(独特のまろやかさを)味わうには適当だと思います。
そうは思うものの(今や流行ですが)“出汁を割りスープに使う” のは無理があるかな。。ってのが本音。
なので、この店。。
こんなのがあるんですよ。
それでもやっぱり「できればポットなどで “熱々の” 割りスープが欲しいな」と思います(無理だろうけどw)。
値段がちょっと高め(否定的要素になるのであえて書いてません)なのと、温度問題はあるものの味は十分。
おいしくいただきました。









