デジカメ液晶その後 | ぶらり散歩写真@sapporo

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「ドット抜け恐怖症」を発症した私でしたが、デジタルカメラはザックリ50台ほど使ってきていますが、実際にドット抜けが発生したのは約1/10の5台ほど。

意外に少ないかな。。

その中で印象的だったのがこれ。

シグマの「DP2 Merrill」です。発売は2012年。

シグマがAPS-Cサイズ(少し小さい)のFoveonセンサーを搭載した高級コンデジで、前作の「DP2」からさらにアップグレードされた性能、特に解像感や階調性は目を見張るものでした。

 

私もDP2を使っていて、その写りを気に入っていた私も待ちきれずに即買いしました。

購入は大手の家電販売店。早速持ち帰って、液晶保護シートを貼って早速設定開始。。すると、けっこう大きなドット抜けを確認。

ちょっと我慢できないレベルだったので、ダメ元で販売店に持っていきました。

 

店では案の定「ドット抜けは故障ではありません」と一応言われましたが、優しい店員さん?だったので「まあ、例外的に交換しましょう」と言ってくれました。

それで在庫を持て来てくれたのですが、もしその機体にも問題があったらまた来ることになるのは嫌なので「ここでチェックさせてもらえませんか?」と言ったら了解してくれました。

 

そしてその場でチェックするとその機体にも小さいもののドット抜けがありました。

それを指摘すると店員さん「これくらいでもダメですか?」

私「気になっちゃうんですよね」

店員さん「ではあと1台だけ確認しましょう」ということで、もう1台在庫を持ってきれくれました。

しかし何とこれにもドット抜けが発生してたんですよね。

 

さあ、どうする?もう在庫も無いようです。

仕方なく、最も症状の小さい1台目の交換機でお願いしました。

 

このDP2Merrill、カメラとしての「写り」についてはホント文句なしで、その後しばらく愛用しました。

現行機種ならネガティブ情報なので記載を避けたかもしれませんが、過去機種ということであえて取り上げました。

メーカーであるシグマに対しても良い情報ではありませんが、これはシグマに限ったことではなく、その他のメーカーでもニコンで1機種、富士でも2機種ドット抜けの機体に遭遇しています。

 

最近は液晶の製造技術も上がっているようで、おそらくもうほとんど製造上の問題はなくなっているのでしょうが、私の「恐怖症」は完治しておりませんw。

高級機になればなるほど怖くて、おいそれと手が出ません(予算の関係の方が大きいかな)。

 

。。てなことが、冒頭に書いた「背面液晶の無いデジタルカメラが私にとって理想的」である理由なのです。

今回も長々と昔話にお付き合いいただきありがとうございました。