京都から取り寄せました。
総本家駿河屋善右衛門の「太閤秀吉への献上羊羹」です。
先日書いた「京都 鳥せゑ 札幌本店」の訪問時、伏見の和菓子の話題になり、かつて手土産としてよく購入したこの羊羹を久しぶりに思い出して取り寄せました。
「総本家駿河屋」は560年以上の歴史を持つ老舗ですが、紆余曲折を経ながらもその伝統を守り続けている和菓子店です。
この羊羹の説明は上を読んでいただくとして、あの太閤秀吉公への献上用に作られた「紅羊羹」を再現しています。
メディアでも採りあげることが多く、近年では「ブラタモリ」でも紹介されていました。
開封しましょう。
竹皮に包まれています。
開いてみましょう。
こんな感じです。
寒天を使う「練羊羹」が作られるまでは、葛粉・小麦粉を使う「蒸し羊羹」が主流でした。
味わいはまさに “素朴ながら純” ともいえるもの。
竹皮の香りもいいですね。
当時は「お茶会」向けの和菓子だったでしょうが、そのシンプルな味わいはコーヒーにも良く合います。
一杯のコーヒーを淹れて、久しぶりにゆっくりと味わいました。