北海道壮瞥町にある「昭和新山」で、昭和19年(1944年、前年とも)に始まった噴火活動で隆起した火山。
洞爺湖の近く、有珠山の麓にあった麦畑に突如として溶岩ドームの山が形成されました。
グツグツと噴煙が立ち上る様子が目に前で眺められるということで、観光名所としても人気の場所です。
(かつて撮影した写真)
この昭和新山が「崩れた?」というニュースがありました。
昨日の16時頃、現地の土産店から「昭和新山が崩れています」という通報が町役場にあったらしい。
その後の町の調査報告は「山の上部にある溶岩ドームの壁が崩れ落ちましたが、岩の塊は中腹付近で止まり安定しています」とのこと。
溶岩ドームの崩落は水分を含んだときなど時々起きており、今回も噴火の兆候ではないようです。
とりあえず、この景観が崩れて見られなくなってしまうような話ではないようなので、ひと安心ってところですね。