仕事で東京の「ちゃんこ鍋」の店を調べていて、懐かしの「ちゃんこ 川崎」や「巴潟」などを懐かしく思い出していました。
そして同時に記憶に蘇ってきたのが、新琴似にあった「天売海(てうりうみ)」。
東京ではあちこちでちゃんこ料理の店に訪問していましたが、札幌に転勤してきた当時、ふと気づいたのが「札幌にちゃんこ料理店が少ない」こと。
こんなに寒い土地なのだから、おいしいちゃんこ屋さんがあればなあ。。
そう思ってた時に出会った店が「天売海」でした。
場所は新琴似駅から西5丁目」・樽川通を北に15分近く歩いたところで、普段はなかなか行かない場所。
あの藤嶋部屋に若貴兄弟とほぼ同時期に入門した北海道天売島出身の力士「天売海」が引退後始めた店で、ここで食べたちゃんこ鍋が衝撃的でした。
これが当時の写真(過去記事で掲載したものです)。
これで一人前なので、人数分頼んじゃうと大変なことになりました笑。
自分の「ちゃんこ鍋」の評価基準のひとつが「肉団子(ミンチ)」。
これが店の腕の見せ所なんですね。
ちゃんこ鍋は力士が “仕事として” 食べる料理で、食欲が無くても大量に食べなくてはなりません。
そんな時にポイントとなるのが肉団子の味。
ここに生姜などを隠し味に使って食欲を増進させるのが重要なのです。
東京の名店ではこれが共通していました(と自分は思ってます)。
そんな絶品の肉団子を札幌で初めて食べたのが、ここ天売海でした。
そしてもうひとつのポイントがスープの味。
ベースの味はもちろん、鍋で各具材の旨みが溶け込んで完成するのがちゃんこ鍋のスープ。
この店のベースは「キャベツ」の甘さが印象的でした。
ご主人曰く「2人前ならキャベツは丸々一個使う」。。と聞いて驚いたものです。
当時札幌ではお兄ちゃん(若乃花)の「ちゃんこダイニング若」がオープンしましたが、あっという間に閉店しちゃいました。味もホメたものではなかったですね。。
ああ、また天売海のちゃんこ鍋がたべたいなあ。。
札幌の寒い冬には最高なんですけどね。
以上、長文失礼しました。ついつい懐かしさがこみあげて。。
どこか札幌で「ちゃんこ鍋」のおすすめ店があったらぜひ教えてください。
よろしくお願いします!