「鮨ノ蔵」で堪能 | ぶらり散歩写真@sapporo

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昨晩は幸運にも席が取れたので、「鮨ノ蔵」(南2西4)に行ってきました。

 

食通芸能人(あの方、店内の壁にサインもあります)がテレビ番組で紹介したことで、すっかり予約が取れなくなった人気店です。

ビルの地下、カウンター6席だけの店で、ご主人一人での営業です。

 

まずはビール。

 

料理は「おまかせ」で、おつまみ・握りとも10品くらい出してくれます。

 

まずは「仙鳳趾の牡蠣」。

脱水した牡蠣に煎ったとろろ昆布。

その丁寧な仕事で、牡蠣の旨みが凝縮されています。

 

「とらふぐ」

厚めに切ってあるので、旨みとともに食感も楽しめます。

 

お酒は冷酒か常温かを聞かれ、こちらも基本「おまかせ」になります。

今日は栃木の「たまか」、大阪の「秋鹿」、福岡の「杜の蔵」、石川の「春心」などをいただきました。

 

「やりいか」に「つぶ」、山わさび。

バランス感がいい。

 

「白甘鯛焼き」

添えられているのは「海老塩」。

塩といっても海老そのものを粉状にしたものです。

白真鯛の皮が甲殻類の風味を残すため、相性を考えているとのこと。

 

これでチビチビお酒を味わっていたいほど。。

 

「とらふぐのほぐしにホウレン草、かつお節」

これまたバランスが最高。

 

そして。。「たち」

低温調理でしょうか、たちの旨み・甘みが凄い。

北海道ではおいしい「たち」が食べられますが、これはその数ランク上をいくものです。

これぞご主人の腕ですね。

 

続いて「たちのフライ」

フライといえども熱くありません。

「たち・パン粉・油をそれぞれに調理してから最後に合わせる」とのこと。

これまた凄い。。

 

「数の子&チーズ」

トリュフチーズかな。。これも食感と旨みがいい。

ワインでもいけそう。

 

「スジアラの汁」

わさび菜に出汁はノドグロにとらふぐという贅沢仕様。

最高のおつまみでもあります。

 

低温調理の「あわび」。

最適な口当たりに仕上げています。

 

「豆苗にシラス」

薬味もピリッと、握りの準備によく考えられた一品。

 

握りに入ります。

「いか」でスタート。

これぞ有名な「半田ごて」で調理するイカの握り。

食べてみると生の部分と焼きの味わいがバランスしていい具合になっています。

凄いアイデアです。

 

「鯛」

熟成した深い旨みがあります。

 

「中トロ」

大間産。

 

「焼きにしん」

軽く焼きを入れたにしんとご飯のバランスがよく、にしんの脂がまるで鰻丼を食べているような感触です。

 

「ほたて」

これも旨みと食感のバランスがいい。。

 

「鰆」

岡山で食べて以来だ。。

北海道ではほとんど見かけない。

いい味。。

 

うわっ「きんき」だ!

これまた驚き。

 

「マグロ漬け」

これも大間、赤身の香りと酸味を残した漬け具合です。

 

締めは。。

「マグロ&うに」

文句のあろうハズがありません。

 

ごちそうさまでした。

全てにご主人の仕事が施され、素材をよりおいしく、お酒にも合うように昇華させています。

おつまみも握りも満足感と驚きに満ちたものばかり。。

 

なかなか予約が取れないので(現場で予約状況がわかるのをいいことに)、しっかり次回の予約もして帰ってきました。

 

今から(もう既に)楽しみです。。