ぶらり散歩写真@sapporo

ぶらり散歩写真@sapporo

札幌を中心に、ぶらりしながら写真を撮ってます。
ほどほどにアップします。
散歩のお供のカメラやポータブルオーディオ、飲食店についてのコメントや写真もアップしていきます。

私の「食」の原点となった居酒屋について書きました。

今回は、その店で出会った方々、いわば “食と酒の先達” について、それぞれのエピソードを含めて記しておきましょう。

 

まずは最初の出会い。

多分、3回目の訪問だったと思います。

就業時間終了早々に会社を出て店(今後、便宜上店名は「S」としておきましょう)に向かい入店すると、一番奥のカウンター席に初老の男性が座って一杯やっていました。

 

この店、カウンターだけの造りなので、客同士が会話するのに不自然さがありません。

その日も店主(以降「H」さんとします)を間にして先客とのやり取りが始まりました。

。。というか、ほとんどは先客が一方的に喋っていた感じだったかなw。

 

その話からするとこの先客様、相当な食通で、あちこちの店で飲み食いしているよう。

こちらが何か食べもの、料理の話題を出すと、間髪入れずに「それならあそこがウマいよ」とか「どこどこの〇〇がいいよ」等々。

 

で、その日その方が薦めてくれたのが、同じ銀座にある「はち巻岡田」。

その筋?では有名な店なので、当方も店名は存じ上げてはいましたが「敷居が高い。。」旨言うと、その方「いや、あそこは『えびしんじょ』(今はあげしんじょ?)を頼んで菊正で一杯。あとは『岡田茶わん』(鶏+白ねぎの吸物)を舐めながら玉子焼きをつまむくらいなら、今日のこの店より安いよ」と店主Hさんに笑いかけながら教えてくれました。

 

 

先客さんが店を出た後、店主Hさんに聞くと「あの方、文芸評論家で食に関する随筆家としても有名だよ。ウチには歌舞伎座の帰りに寄ってくれる。この時期の少し前から『牡蠣入った?』って覗いて行くんだよね」ということで、文芸評論家の「Y」さん(失礼ながら私は知りませんでした)ということが判明。

なるほど。。私がはち巻岡田の名前を聞いたことがあるのは確か山口瞳さんをはじめ多くの作家さんが通っているということ(↑の“その筋”)からだったので、合点がいきました。

 

そして数日後、Yさんのおすすめに従って「はち巻岡田」に訪問。おすすめ通りの注文で、その料理を楽しみました。(今はコースがメインなのかな?)

印象的だったのが、「菊正宗の樽酒」と「えびしんじょ」は “黄金の組合わせ” だったこと。

それはその後、神田にあった酒亭「鶴八」で同様の楽しみを享受できることを知り、私の居酒屋巡りの定番コース&酒肴になりました。

なお、その神田にあった酒亭「鶴八」(現在は閉店)こそ、実は先日来書いている神保町の寿司店「鶴八」の由来となった店なのです。

。。その話はまたの機会に。

 

以降、Yさんとは何度か「S」でご一緒し、その度ごとにいろいろなお店を紹介してもらいました。

さらに本屋を探せば、確かにYさんが書いた本が何冊もあり、それらを購入してその後の飲食店巡りの参考書として活用したことは言うまでもありません。

私にとってありがたい “食の先達” になってくれたのです。

何しろネットも食べログも、もちろんミシュランなんて無い時代でしたからねw。

(つづく)

 

昨日の記事で、私の“食の原点”となった居酒屋への初訪問について書きました。

その日の体験は私にとって大いに満足のいくものでしたが、退店時に店主から言われた「もう少しすると『〇〇』が入るんで、よかったら食べに来てね」という言葉が頭から離れず、それほどの時を経ずしていそいそと再訪問したのでした。

 

するとその日、店にあったのはこれ。

「岩牡蠣」※です。

 

スマホも無い時代であり、デジカメは持っていましたが普段持ちするものではなかったので、写真はありません。

※ これはフリー画像なので品種は不特定、当時のイメージになるべく近いものを選びました(岩牡蠣はどちらかといえば殻がもっと丸っぽいですが)。

 

これを出されて、まず思ったのが。。

「えっ、今牡蠣?」。

 

その年の卒業旅行で東北(山形・鶴岡~酒田~秋田)に行ったのが3月。

4月から会社員となり、銀座勤め。

そして、この店で旅行で飲んだ日本酒「初孫」の看板を見つけて入ったのが5月~6月頃。

再訪問は6月後半になっていたはずです。

その時期にはポカポカどころか初夏の暑さを感じる季節。

 

そんな時に「牡蠣?」

私の認識では “牡蠣は「Rの付く月」にしか食べない” というもの。

つまり “夏前後” は食べないはず。

それが私の顔に出ていたのか。。

店主(少しニヤニヤしながら)「まあ、食べてみてよ」

 

私はまずその大きさにびっくり。

殻の長さは20cm以上はあったかな。。さらに身の厚みも凄い。

そして。。

食べてみると、プリップリの食感。

さらに驚くことに。。牡蠣特有の “磯っぽさ” が無い!

磯っぽさって、悪く言うと “磯臭さ”。

よくある「オイスターバー」などでは大半が  “磯っぽさ” ありありで「これがウマいんだよ~」と言う向きもありますが、それとは全くの別物です。

 

言わば「一点の曇り?も無い」。。他の表現が思いつきません。

「何これ~?」が最初に発した言葉。

味は曇りが無いだけでなく、クリーミーで旨みが凝縮されている感じ。

店主おすすめのお酒はもちろん先日の「秘蔵初孫」。

これもまた驚くほどのマッチング。

いまだにこれに肩を並べる組み合わせは、そうも経験してはいません(シャブリでは勝てませんでしたw)。

 

これらの驚きは、この店で岩牡蠣を出さなくなるまでの長い間(数百個は食べたでしょうね)、ずっと続いたのです。

 

店主曰くは「岩牡蠣はウチの田舎(店主は酒田出身)の名産で、秋田から日本海沿いでは北陸~山陰でも獲れるよ。山形では吹浦(遊佐)酒田、鶴岡などが産地で、秋田の象潟も有名だね」

 

私「えっ、でも何で今牡蠣なの?」

 

店主「岩牡蠣は夏が旬なのよ。一般に冬だけ食べる牡蠣は『真牡蠣』でほとんどが養殖もの。真牡蠣は夏に産卵するので、その時期は身が痩せるし、海水温が上がって細菌リスクも増える」

さらに「岩牡蠣は(真牡蠣と違って)一気には産卵しないし、秋寄りかけて産卵するので、その前の夏時期は身が充実している。特に庄内の牡蠣は全て “天然”※ で素潜り漁なので、梅雨明けじゃないと海は冷たいし雨で濁るのでそもそも漁ができない」(※ 近年は山陰などで岩牡蠣も養殖しているらしい)

「日本海の岩牡蠣はどこのも美味しいけど、象潟~庄内の海には『鳥海山』の栄養豊富な伏流水が流れ込んだり、海にも湧き出したりしていて、プランクトンの発生に寄与している。それが牡蠣の生育には好適なんだよ」とのこと。

 

「そうなんだ。。」初めて知り、愕然とする私。

いや、愕然としたのは初めて食べた「岩牡蠣の旨さ」に方だったかもw。。

 

そして旨さに加え驚いたのが、その “大きさ”。

その後、新潟や北陸の旅行でも岩牡蠣をいただく機会がありましたが、この店並みに大きいものはそうそうありませんでした。

ある日、もの凄い大きさの岩牡蠣が出されたので店主に聞くと、「これは10年ものかな。庄内の岩牡蠣は海沿いの岩場が主な漁場だけど、この辺りは漁も盛んで多くは3~5年くらいで獲られるはず。それでもかなり大きくなっているけど、ウチは少し離れた漁場のものが多い。そこはあまり獲られていない穴場なので、大物がゴロゴロある」と言っていました。

 

「なるほど。これ(大物)はここでしか食べられないのね」

それを知った私は、その後何年もこの店に通い続けることになったのです。


次回はこの店で出会った方々との得難い体験について書きましょう。

(以上、長文失礼しました)

写真整理をしていたら、懐かしい一枚がありました(東京時代)。

とある居酒屋の店内です。

 

 

店は十年程前に閉めてしまいましたが、こここそが、私の「食と酒」の原点といえる店。

半ば “回顧録” でもある当ブログなので、取り上げないわけにはいかない一軒です。

かつてのこの店での思い出話ですが、当時酒宴を共にした友人たち向けての小文でもあります。

(そんなの興味ない。。方は読み飛ばしちゃってねw)

 

なお、この後登場する方々は今なお現役でいらっしゃる方も多いので一応、店名も個人名も伏せて(あるいはイニシャル)おきますね。

 

場所は銀座。

席数わずか7席、それも椅子が隣と接触するほどキツキツw。

そんな店ですが、ここには「食」に関わる多くの人が集まっていました。

その方たちとの出会いが、その後深く食に関心を持つことに繋がったのだと思います。

 

初めてこの店に入ったのは、銀座に勤め始めた早々のころ。

店の看板に「初孫」の文字を見つけたからでした。

。。というのはその数カ月前、大学の仲間と「卒業旅行」と称して仲間の一人の実家(山形県鶴岡市)に遊びに行ったことがきっかけになります。

その友人宅でごちそうになったお酒が「初孫」だったのです。

 

ギシギシいう引き戸を開けて店内に入るとカウンターのみの造りで、その向こうにはご夫婦らしいお二人。

早い時間だったためか、私が最初の客でした。

どうもメニューは無さそう。。

とりあえず、どの店でも同じように最初に言う言葉。。「ビールをください」。

「はい」と店主らしい方。「エビスビール」の中瓶が出されました。

コップに注いで、まずはひと口。

旨い!これはいつものことw。

 

そして、恐る恐る。。「料理は何が?」と言ってみた。

すると、「軽くつまむなら漬物系、山形の『青菜』か『温海かぶ』かな」

「あとは『玉こんにゃく』山形の名物なのよ。あ、ウチは山形の酒と料理の店だから」

 

「おっ、玉こんにゃくがあるのか!それはいいな」そう思って注文。

山形の旅行時に地元の神社の参道にあった売店でいただいて、その旨さに感動したことを思い出しました。

「玉こんにゃく」をいただくと。。「おお、これこれ!」あの味が蘇りました。

 

一気に山形の雰囲気になって来たので。。

私「お酒、いただきたいんですけど」

店主「冷酒?」

私「そうですね」

店主「吟醸系がいいかな?さっきも言ったけど、ウチは山形の酒、それも酒田の『初孫』しかないから。」そういうと、奥さんに「『秘蔵』持ってきて」と一言。

そして出されたのがこれ。

(通販サイト「山形の地酒専門店『木川屋』より引用)

大吟醸「秘蔵初孫」です。

今は貯蔵・熟成期間が少し短くなっていると思いますが、当時は「5年」ものでした。

口に含めば、熟成酒によくある“老香(ひねか)”など全く感じさせず、辛口のシェリーを思わせるような「口当たりは軽いのに、深くてしっかりした味わい」のあるお酒でした。

 

続いての料理は「山菜(この日はタラの芽)の天ぷら」と「くちぼそかれい」の焼き物をいただき(この日は最初だったので)これくらいにしておこうと思い。。

私「最後に何かもらおうかな」

店主「『むきそば』があるよ。食べたことある?」

私「ないですね」

店主「蕎麦の実を剥いて茹でたものを醤油・椎茸の出汁つゆで召し上がる料理で、さっぱりして締めにはいいですよ」

これは山形旅行でもいただかなかったので。。

私「では、お願いします」と注文。

参考写真(上記サイトより引用)

ほどなくして提供された「むきそば」は冷たいお茶漬けのようにササッと食べられる、ほんと締め向きの一杯でした。

 

お会計を済ませて店を出るとき、店主が「もう少しすると『〇〇』が入るんで、よかったら食べに来てね」。

その言葉を耳に残したまま、店を出たのを覚えています。

 

長くなるので、今回はここまでにしましょうか。

次回はこの店の超名物「〇〇」と、この店で出会った方々についても書いてみたいと思います。

 

先週末、「大豚白」へ珍しくランチタイムに訪問(普段は夜飲みばかりw)。

目的は期間限定のこれ。

 

「海鮮味噌ちゃんぽん」

 

12月に来た時に今年の「冬麺」第一弾として登場したことを知りました。

さすがに夜飲みには食べきれないので「次回日中に寄ろう」と思ったからです。

 

昼ですが、ノドも乾いていたので。。

「生ビール」

キンキンに冷やしたジョッキで飲む生ビールはやっぱり最高!

 

海鮮味噌ちゃんぽんのスープは野菜の甘味に海鮮具材の旨み、そして味噌のコクが深い味わいを醸し出しています。

 

海鮮具材もエビ・イカ・ベビーホタテ・アサリなどたっぷり。

これ、十分におつまみになりますね!

 

麺はコク深いスープに負けない中太の縮れ麺。

 

野菜と一緒に “ワシワシ” と食べるのが、ちゃんぽんの魅力でもあります。

 

確認したらこの「海鮮味噌ちゃんぽん」は数日前に終了(おお、期間ギリギリだった)。

「冬麺」の第2弾は、2月3日から「酸辣湯麵」になるとのこと。

こちらも温まりそう。。次回のランチはそれだな!

 

先日のオーディオ話で、ストリーミングのメインサブスクは「Amazon Music」になっており、それについては「また今度ご説明しましょう」としていました。

 

そんな中、Amazonからのメール。

 

そう、値上げ。。です。やっぱりなあ。

(ちなみに音質制限の音源やシャッフル再生でならPrime会員であれば無料で聴けます)

 

それでもまだ100円/月なら。。まあ仕方ないちゃあ、仕方ないんですけどね。

月に千円程度で1億曲?(そんなに要らないけどw)の音源が確保できるのは、全くもって素晴らしいことに変わりありません。

 

それで「今度書こう」と思っていたこと。

 

個人的には「Amazon」の運用方針?についてはもろ手を挙げて賛成。。ってわけじゃないんですけど「Prime」なら月600円、年払いなら5,900円という料金で「Prime Video」をはじめ、数々の特典があるのは無視できません。

 

私の場合、特に「Photo」(Prime会員なら無圧縮・容量で制限なしで無料)は無くてはならないものになっており、Google Photoの値上げに対して救ってくれたシステムでもあります。

現在、iPhoneやGRで撮影した画像は全てAmazon Photoに吸い上げており、便利な “写真保管庫” といえるでしょう。

 

そして「Music(Unlimited)」も今や毎日の生活にも欠かせないものとなっており、仕事中、食事中、リラックスタイム、就寝時と一日中利用しています。

先にも書いたように「1億曲」を謳うだけあって、私の望んだ曲やアルバムは全て聴くことができています。

 

そして “音質” も文句無し。

オーディオファンに言わせると「Qobuz」やその他高音質なサブスクもあるとのことですが、私の耳にはAmazon Musicで十分。

少なくとも私の聴く(Amazon Music Umlimitedの)音源ではほぼ全て「HD」(CDクオリティ)以上で、「Ultra HD」(ハイレゾ)もかなりの比率になっています。

「ハイレゾ」についてはまた別記事で書こうと思っていますが、サブスクでハイレゾ音源が聴けるに越したことはありませんからね。

 

そして以前サブスクではなく「DLNA」(自前のサーバーに保存した音楽をネットワーク経由で聴く)等がメインだった時は「アルバム」単位で聴くのがデフォでしたが、Amazon Musicで便利なのがこれ(Unlimited限定)。

 

 

おまかせ的にAmazon Music側が選んでくれた「プレイリスト」です。

好みのアーティストのものばかりですが、選曲が渋い。

自分で作ったらまずはこうはならない。。そこが逆に新鮮なんですよね。

 

この仕組みは。。

。。ということのようです。

 

プレイリストには続けて。。

こんな曲たちが並びました。

 

特に最初にリストアップされた曲はともにこのアルバムから。

カーラ・ボノフの「RESTLESS NIGHTS/ささやく夜」というアルバム。

1979年の発売で、まだアナログレコードの時代。

購入してよく聴いた懐かしいアルバムです。

 

バックミュージシャンには、イーグルスのドン・ヘンリー(バックヴォーカル)、J.D.サウザー(バックヴォーカル)、ジェームス・テイラー(アコギ・バックヴォーカル)、ザ・バンドのガース・ハドソン(アコーディオン)など錚々たるメンバーが配されていました。

 

古い音源ながら録音が良く、上記の「The Water Is Wide」はオーディオ機器系のチェック用に使っているほどなんです。

このアルバム、過去の「レコード断捨離」で売却した際にレンタルCDからMP3化してその音源しか持っていませんでしたが、今やAmazon MusicならいつでもHDクオリティで聴くことができます。

そのようにして聴いたからか、おまかせプレイリストに選曲されたのでしょう。

 

これだけ便利に使っているAmazon Musicだから、多少の値上げは許容範囲。

しかしやっぱり心配なのは「Primeもそのうち上がるだろう。。」ってことですね。

「Music・Photo・Video」など、どれもが生活に欠かせないものになっちゃっていますから。