朝食を済ませ、有名な景色の待つあの場所へ!!


世界遺産 アンコールワット。


人生で一度は訪れてみたい場所の一つに来た。


鳥肌が立った。


ただただ雄大立っている。


これを人の手で何十年もかけて作られたことを想像すると、


ちびりそうになった。


ここに来る前に、予備知識として見てきた映画がある。


「地雷を踏んだらサヨウナラ。」


カンボジアの内戦時代。解放軍の聖地であったアンコールワット。


ただ一人として撮影に成功していないアンコールワット。


そのアンコールワットを撮ることを夢見ていた戦場カメラマン。


一之瀬 泰造を描いた作品。


弾丸が飛び交う中、地雷をよけながら、命が幾つあっても足りないであろう戦場を


駆け抜ける。


日本でこの映画を観て、なぜそこまで危険を冒してまでアンコールワットに挑むのか分らなかった。


けど、自分が実際に足を踏み入れて、少しだけ気持が分った気がした。


そのくらい衝撃を受けた。



壁に彫られた彫刻1つとっても繊細で綺麗だ。


しかし、柱や回廊には、銃弾や手りゅう弾の跡が今でも生生しく残されている。


自然と口数が減っていた。


圧倒的な世界観に飲み込まれていた。


一番奥にある建物の最上部、ここに大きな仏像が祭られており、おじいちゃんが横に座っていた。


その仏像の目の前に来ると、おじいちゃんがそっと線香を手渡してきた。


線香を供え、しばし手を合わせて目をつぶる。


風の音がやたら大きく感じた。




アンコールワットは、幾つかの遺跡群でできている。


次に向かった先はバイヨン遺跡。





岩で作られた大きな人の顔をした塔が幾つも立ち並ぶ。


この遺跡はとにかく壁画がものすごい。


一つ一つに意味があるらしく、説明をしてくれたが忘れてしまった。


この遺跡は痛みが激しく、日本の大学の研究チームが復旧に参加していたことで有名だ。



次に向かった先は、タプローム遺跡。


数ある遺跡の復興が進む中、この遺跡は発見当時のままにされている。




とにかくものすごい迫力だった。


今にも飲み込まれてしまうんじゃないかと、


終始そわそわしていた。


自然に圧倒されっぱなしだった気がする。




この遺跡からの帰り道。熱帯樹木の森の中、ここでも子供たちがお土産を売っている。




この歳でこの妖艶さ。将来有望だなと勝手に想像していた。



アンコール遺跡を満喫して、お昼過ぎ頃いったんホテルへ戻った。




vol.4に続く。