会社更生手続き中の消費者金融・武富士で、今年3月末の在籍社員の8割に当たる1300人程度が退職することが分かりました。

武富士の事業を引き継ぐ韓国の同業大手A&Pファイナンシャルは、人員削減の規模を1000人程度にする予定でしたが、退職希望者が続出したため、想定を上回ったといいます。

会社の先行きに不透明感が強いことなどが背景にあるのでしょう。

武富士の社員数は、3月末時点で約1600人で、A&Pは有人店舗を約20店に削減、無人店も4分の1の約100店を閉鎖するなど、事業規模を大幅に縮小し、人員を大幅に減らす方針だでした。

退職者の大半は、年末までに社を離れる見通しとのことです。
会社更生手続き中の消費者金融・武富士が、韓国の消費者金融A&Pファイナンシャルの傘下で再生を図る更生計画が白紙になる可能性が出てきました。

なぜならA&Pが買収資金の約282億円を払い込まず、12月1日に予定されていた事業承継が12月末ごろまで延期となったためです。

また12月末までに買収代金が払い込まれる保証はなく、更生計画を作り直して新たな支援企業を探す可能性が強まっているとみられる。更生計画を認可した東京地裁は、延期を認める条件としてA&Pが支払う買収代金を282億円から上積みすることを求めた模様です。

12月中旬から始めるはずだった債権者への借金返済は遅れるとみられています。

武富士の債権者は、過去に払い過ぎた利息(過払い利息)の返還を請求した顧客などで約91万人に上るといわれています。

現計画では、武富士が返済できる割合を示す弁済率は3・3%ですが、破産すれば1・9%に下がると試算されています。
SMFGグループは、傘下の三井住友銀行による消費者金融大手プロミスへのTOB(株式公開買い付け)が成功したと発表しました。

今後はSMFGグループがプロミスを完全子会社とする手続きを進め、消費者金融部門の中核会社としててこ入れするとしています。