こんにちは!
横浜市戸塚区の【バリアフリー造形教室みんなのアトリエ】主宰の白瀬綾乃です😃
🔶娘の18回目の誕生日🔶
8月28日、娘が18歳の誕生日を迎えました🎂
私は20代から慢性の婦人科系疾患を持っているため、妊娠しにくい可能性があると言われていました。
夫と出会って結婚し“妊娠しにくい”という事実をより実感することになりましたが、その事について深く悩むこともなく「夫婦ふたりだけの暮らしもそれはそれでいいか」と思い、特に不妊治療などは考えませんでした。
子供を持たないのなら、独身の頃から続けてきた接客販売の仕事をもっと極めたいと思い、新しいお店の面接を受けてみようと動いていた矢先、妊娠が分かりました。
このときの気持ちは喜びよりも驚きの方が大きかった。
「えっ?!まさか!どうしよう…」
仕事に専念すると決めた直後だったので、正直に言いますと「将来の計画が狂った」そう思いました。
そこから気持ちを切り替え、お腹の子をしっかりと守ることに集中しようと頑張っていましたが、その中で様々な【現実】を突きつけられます。
私は既に母を亡くしています。
ひとりっこのため姉妹もいません。
夫の両親は健在でしたが、島根県にいるため頻繁に会うことはできません。
妊娠してから周りの人によく聞かれたのは「奥さん(私)の実家はどこなの?」という質問。
横浜市内だと答えると、必ずと言っていいほど「じゃあ楽できるからいいね!」という言葉が返ってきました。
妊娠や育児に関する情報を得ようと本を購入してみても「困ったときは実母または義母を頼りましょう」といった内容ばかり。
保健師さんに、実母がいないことで感じるモヤモヤとした気持ちを打ち明けても「それは仕方のないことだからねー」と真剣に取り合ってはくれませんでした。
実母にも義母にも保健師さんにも頼れない。
私には“誰もいないんだ”。
そんな思いを抱えながら新生児の娘と向き合っていました。
ある日のスーパーの帰り道、娘を抱っこしながら買い物袋を両手にさげている自分の姿に「私、何してるんだろう…」という気持ちがわいてきました。
「今までだったらこの時間は、お店に立ってお客さんと会話したりしていたはずなのに…」
そう思ったら涙が止まらなくなりました。
ママ友も数人いましたが、みんなも同じように頑張っているのだから弱音なんか吐けない。
親類に少し愚痴をこぼしたら「好きで産んだんだろ?!」と言い返されたので、それからは一切本音は話さなくなりました。
夫は家事・育児に協力的ではありましたが、“子育てに前向きでない妻”であることがただただ申し訳なかった。
「私の人生、どこで間違ったんだろう?」
「結婚したまでは良かった。
でも妊娠するのはまだ早かったんじゃないか」
「私は母親になっちゃいけない人間だったんだ」
私の子育て(妊娠~幼児期)を振り返ると暗い感情の方が多くうかんできます。
ネットや雑誌で見るような「子供がいれば毎日幸せ♪︎」「子育て楽しんでます☆」というキラキラしたママでは決してありませんでした。
むしろ“そう見えるように”人前では無理に笑顔をつくっていました。
あれから18年。
実はこれまでの記憶があまりありません。
もちろん「娘と◯◯へでかけた」とか「娘がこんなことにハマっていた」とか思い出はきちんとあるのですが、自分が日々、何をしていたのかは断片的にしか覚えていません。
「色々ありすぎて全てを細かく覚えていられなかった」というのが近いかなと思います。
覚えていられなかったことを後悔しているかというとそれもまた異なり、どちらかと言うと「昔のことより“今の娘”にしっかり向き合いたい」と考えています。
不登校やパニック障害など、娘の成長も一筋縄ではいかなかった。
現在も「親としてどう接していけば良いのか」模索しながらの毎日です。
18年経っても私は子育てがうまく出来ないし、キラキラしたママではない。
ただこれまでの私の生き方を伝えていくことで、娘には【生きるための核】を持って欲しいと思っています。
一見マイナスに感じることでも、それを経験したことによって“自分の大切にしたいこと”がはっきりと見えてくる。
当時は辛い・苦しいと思っていた出来事も、それを経験しているか・していないかで視座が大きく変わってきます。
このことが解るまで10年…20年…と時間はかかりますが、必ず「無駄ではなかった」と感じられる場面がやってきます。
(これは私の実体験に基づいています)
そのことを娘にも解って欲しいし、気付いて欲しい。
暗い感情にしかなれなかった妊娠・出産、実母がいないことで生じた育児の辛さ、子供の不登校やパニック障害…
すべて娘が私のもとに産まれてきてくれなければ経験できなかったことです。
当時は本当に苦しかったけれど、今は同じように悩んでいる方たちへ「経験者である私だからこそ出来ることがある」と考えています。
そして、まさにそのような機会が少しずつ増えてきている中で「あなたの18年間は間違ってなんかいないんだよ」と今の自分が過去の自分を励ましてくれています。
【娘を出産した日だけど、逆に私が娘に育てられてもいる】
そんなことを強く感じた18回目の8月28日でした🌱
白瀬 綾乃
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