こんにちは！
【バリアフリー造形教室みんなのアトリエ】主宰の白瀬綾乃です😃
去る１月９日～15日『こみっくクラブ作品展』を開催いたしました✒️
会場は横浜市戸塚区にあるコミュニティスペース『ふらっとステーションとつか』さま☕️
こみっくクラブの普段の活動や、みんなのアトリエでも大変お世話になっています。
さてさて肝心の作品展の様子はと言うと…
＼こんな感じ！／
壁面への展示はもちろん、今回は絵本を制作したメンバーもいたため、ご来場者さまに自由にご覧いただけるようテーブルも設置しました🎵
この作品展は主にこちらのブログとFacebookで告知をしていたのですが「いいね！」やシェアして下さった方がいたり、投稿を見て実際に会場へと足を運んで下さった方がいたり…
私が予想していたよりも沢山の方に作品を楽しんで頂き嬉しかったです！
短い会期だったにも関わらず、おでかけ下さった皆さまありがとうございました😊
さてさて、作品展も無事に終了して最初のこみっくクラブ開催日。
いつもの通りにふらっとステーションのドアを開けると“ダンディなおじさま”がひとり。
現在のこみっくクラブメンバーは小学生から社会人の女性が中心なので、異色(？)なお客様に「ふらっとスタッフさんにご用事でもあるのかな？」と思っていたのですが、次の瞬間おじさまが
「こみっくクラブに参加しに来ました」
と！
😳😳😳
なんですとっ?!
いや、別に構わないんですよ💦
イラストや漫画に年齢制限はありませんし、ご興味を持って下さったことは大変嬉しいんです。
ただ、これまでこみっくクラブにご参加・お問い合わせ下さったのは学齢期のお子さんが多かったことと、おじさまのダンディな佇まいから水彩画や油絵を嗜んでおられそうなイメージがあったもので…💧
率直に「なぜうえに？！」と思ってしまいました(笑)
お話しを伺うと、作品展に展示されていたメンバーのおひとりの作品を観て「どんな風に描いているのか教えて欲しくて」ご参加下さったそうで。
(そのメンバーとは“佐藤恵美”さん☝️
作品展の写真の中でもモノクロの画面が目を惹く、とても幻想的で緻密な絵を描かれる方です)
恵美さんはアナログ・デジタルどちらでも描かれるのですが、おじさまは「使い方を知りたい」とのことで自前のタブレットをご持参されていて…(す、すごい😱)
私はアナログ一本でデジタルに関しては全くの無知なので、恵美さんとおじさまのやりとりに耳を傾けているだけだったのですが、途中、他のメンバーの中高生も交えてタブレットの使い方について意見を出し合ったりしていて、何とも言えない“いい一体感”がでていました🌼
おじさまも「これはどうやってやるんですか？」「なるほど！分かりました！」と熱心に質問されていて、メモもしっかりとっておられて…(す、素晴らしい😱)
こういった場に限らず、誰かに何かを質問する機会はどなたでもあると思います。
気持ちの良いやりとりが出来る一方で、一部【それは人に教えてもらう態度なのか】と疑問に感じてしまう方がいるのも事実です。
例えば、質問したことに相手が的確に答えられないと「そんなことも知らないのかよ！」とバカにしてきたり。
(“そんなこと”ならご自分で調べたらどうですか？→心の声)
相手が年下や女性だと分かると「俺が質問してやってるんだから教えろよ！」という謎の上から目線をとってきたり。
(そんなに年下や女性が気に食わないんなら他の人に聞けばいいでしょうが！→心の声)
大量の質問をするだけしておいて、こちらが回答したら一言のお礼もなく音信不通になる人もいます。
(ネット社会では当たり前のことなのかなぁ…なんだかなぁ…→心の声)
専門家やその仕事に従事している人がきちんとした回答ができないのは勉強不足であって反省する点もあると思いますが、プロでもない、初対面に近いような方に対して上記のような態度でものを聞いてくる人には、正直「なんて失礼な人なんだろう…」と冷めた目で見てしまいます。
同時に「この人、損してるなぁ…」とも思います。
翻って先程の“ダンディなおじさま”。
後でふらっとスタッフさんに伺ったのですが、なんと御歳83才だそうで❗️❗️❗️
「この絵の描き方を知りたい」とすぐにこみっくクラブへと参加されたフットワークの軽さももちろんですが、何より、相手がかなり年下であっても女性であっても「教えて下さい」と丁寧に頭を下げられる【素直さ】に感銘いたしました！
このような【素直さ】がある方だからこそ沢山の情報や知識に触れることができて、それによって人を年齢や性別で選別しない【謙虚さ】も生まれて、さらに周りの人から上質な情報や知識を得ることが出来る。
とても素敵だなと感じました✨
「人にものを聞く」って本当に難しいです。
質問をすることが恥ずかしかったり遠慮してしまうときもあります。
上で書いたような失礼な態度は論外ですが、素直な気持ちで謙虚さを忘れずに聞くことも大切なのだと、おじさまから教えて頂きました。
あとは「いくつになっても勉強する意欲をなくさないこと」。
知りたいと思ったことには迷わず飛び込んでみる姿勢も必要だなと感じました。
今回の『こみっくクラブ作品展』
ご来場者さまに作品をご覧いただいただけでなく、そこからつながる素敵な出会いと学びがあって、開催して良かったなと本当に思いました！
(おじさまに感化されて、新しい勉強会にふたつ申し込みしてしまったよー😆
私も頑張りますっ！)
バリアフリー造形教室みんなのアトリエ
白瀬 綾乃
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