こんにちは!

【バリアフリー造形教室みんなのアトリエ】主宰の白瀬綾乃です😃


広報よこはま戸塚区版7月号の『各施設から』のページに、私が携わらせて頂くイベントの情報が、一気に3つも掲載されていましたっ😆

発見したときはびっくりして二度見!

興奮のあまり思わずペンで囲ってしまいました(笑)



さてブログタイトルの

【頭の中、どうなってるのっ?!】


これは造形教室を開催するようになってから、周りの方からよく言われる言葉のひとつです😊


補足をすると「(こんなに作品が思い付くなんて)頭の中、どうなってるのっ?!」という意味で、アトリエや講座などで提供した作品をお褒め頂いたときに言われることが多いです。


頭の中かぁ…


どうなっているんでしょうねぇ……


私もよく分かりません💧(ごめんなさい)



私は現在アートのお仕事をさせて頂いているものの、実は美大を出ていません。

何か挙げるとすれば、小学1年生から中学3年生の9年間造形教室に通っていたのと、高校で美術クラスを選択していたくらいです。

この造形教室も高校も「美術の英才教育を施す!」といったところではなかったので、“好きだから描く・作る”といった感じでのんび~りアートを楽しんでいた学生時代でした。


そんな私が毎回どうやって作品を考案しているのか?


主に《展覧会》と《100円ショップ》が、作品のヒントを得る二大柱となっています💪


《展覧会》はイメージしやすいものだと美術館や作品展、他にも障がい者施設のお祭り(一般公開されるイベント)、学童保育や町内会の活動紹介の展示などにも足を運んでいます。


美術館は言うまでもなく「美術の知識・技法を学べる場所」ですが、障がい者施設や町内会の活動紹介は「様々な立場の人が作ることが出来る作品を知る」ことと「地域の他の団体はどんな作品を提供しているのか」情報を得る目的で観覧しています。


《100円ショップ》は材料を購入するのはもちろん、私が1番に注目しているのは「世の中のトレンドを反映させた商品がある」こと。

物品でも人の行動でも、その時々の流行をいち早く商品に取り入れて、お手頃価格で提供してくれるのが100円ショップの特徴だと思います。

私はYouTubeもTikTokもほとんど観ないし、雑誌も今はあまり読んでいないので、100円ショップへ足を運ぶたびに「こんな面白いものがあるんだ!」と勉強になって、新たなアイデアが生まれるきっかけになってい

ます。


展覧会も100円ショップもそれぞれに“足を運ぶ理由”があるのですが、それを作品のヒントにするには“あともう一捻り”が必要です☝️


それは【細分化して見ること】!


例えば、美術館で展示されている絵画だったら…

●どうしてその絵が印象に残ったのか

●全体を観たときに特に目を惹いた箇所はどこか

→それはなぜ?構図?色?それとも使っている画材?

●この絵を別の画材で描くとしたらどうなるか


100円ショップで売られている商品だったら…

●この商品のどの特徴に人気があるのか

●方向を変えたらどう見えるか

●着色するには、形を変えるには何が必要か

→クレヨン?サインペン?絵の具?

はさみ?カッター?手でも出来る?


などなど…


こんなことを考えながらずっといるので、滞在時間は軽く3時間を超えてしまいます💦


…で、これで得たヒントはすかさずメモ!

美術館の帰りの電車の中で手帳に走り書きするときもあれば、100円ショップに立ち寄った後にスマホのメール画面に打ち込むこともあります。


こうやってちょっとずつ集めたヒントが、提供作品の試作を調整していくときに大いに役立ちます。



【頭の中】だけではないこと、お分かり頂けましたか📝?

ただ頭で考えているだけではアイデアは出てきません。

“アイデアを出させるため”の積み重ねがないと、私も作品を考案することは出来ないのです。


今年の夏、どこかで『みんなのアトリエ』の作品をご覧になる機会があるかもしれません。

その時にこのブログの「作品のアイデアがでるまでの工程」を思い出して、それも含めて楽しんで頂けましたら嬉しいです🎵




バリアフリー造形教室みんなのアトリエ

白瀬 綾乃


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