こんにちは!
【バリアフリー造形教室みんなのアトリエ】主宰の白瀬綾乃です😃

6月9日(金)戸塚町の高齢者施設【クラシック・コミュニティ横浜】さまにて、入居者さまを対象としたアート活動『創作クラブ』を開催致しました🎨

支配人の田山さまから「母の日に館内に飾ったお花を使って何か出来ないか」とのご相談があったため、前回でお花を押し花にし、今回はその出来上がった押し花をアート作品に仕上げるといった、2回連続の講座にしてみました。


戸塚のお花やさん【鈴花園】さまがアレンジして下さった母の日のお花🌹
豪華です!


このお花を入居者さまにそれぞれ選んで頂き、ティッシュや新聞紙に包んで頂いて、重しを乗せて押し花に加工。
田山さまが「ちょうどいい重しが館内にありましたよー」と写真を送って下さいました👇
おそらく折り畳み式の机を重ねたものだと思うのですが…
何だか〈押し花専用マシーン〉みたいで強そうですね😅(笑)


“押し花をアート作品にする”ということで、私が真っ先に思ったことは
「しおりとかポストカードとか、よくある作品には絶対にしたくない!」
でした。

せっかく参加して下さるのだから、皆さまが驚くもの・笑顔になって頂けるものを提供したい。
これは今回の『創作クラブ』だけでなく、主宰している造形教室や講座でも常に心がけていることです。

…では何を作るか?
……
………
…………悩む💧

押し花は脆いため、あまり乱暴な扱いは出来ない。
お花そのものの形を活かしたい。
ご高齢の方を対象としているので、なるべく力を必要としない手順にしなければならない。

どうしようかと考えながら戸塚のダイソーをウロウロしていたら
(私は作品のヒントを得るために、よく100円ショップに足を運んでいます。100均で何に注目しているのかは、また今度じっくりブログに書きたいと思います!)、
インテリアコーナーで《押し花も立体的に飾れます》という説明書きのある透明な写真立てを見つけました。

押し花…
立体…
透明…


これだっ💡

透明なものを土台にして、お花が裏側からも楽しめる作品にしたらどうだろう?
そこにアート的な要素を取り込める工程を加えたら?

この“ひらめき”から試作を重ね、決定した提供作品がこちら👇
作り方の詳細は《企業秘密》なので伏せますが、『創作クラブ』当日は皆さま、少女のように瞳をキラキラさせながら作品づくりを楽しんで下さいました🎶

参加者さま全員分の作品なので少し分かりづらいですが、お花の配置も色選びもどれも個性が溢れていて、皆さま“味”があります😊
せっかくなのでぜひ画像を拡大してご覧下さいね!


「母の日のお花を使って」とのご提案を頂いたときは、生きているお花がどうやったらアート作品になるのか戸惑いもありましたが、館内を彩って入居者さまを癒してくれたお花が、今度は入居者さまの手でかたちを変えてずっと楽しめる作品(思い出)として残る。
とても素敵なことだなと、後になってから感じました。

『創作クラブ』初めての作品づくりだったため、私は緊張のあまり汗だくになりながらの進行でしたが(笑)、ご参加下さった皆さまが作品をご覧になったときに、この日のことを思い出して笑顔になって頂けていたら嬉しいです🍀

クラシック・コミュニティ横浜さまでのアート活動はこれからも続きます。
“作品の完成”だけに終わらない、そこから広がる可能性を入居者さまと共に見つけて行きたいです!



バリアフリー造形教室みんなのアトリエ
白瀬 綾乃

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