こんにちは!
【バリアフリー造形教室みんなのアトリエ】主宰の白瀬綾乃です😃
前回の『さくらプラザオープンデー』のお知らせに続き、今回も夏休みイベントのお知らせです🌼
🔴夏休み上矢部こどもまつり🔴
2023年7月30日(日)10:00~
横浜市上矢部地区センター
(神奈川県横浜市戸塚区上矢部町2342)
毎年恒例だった地区センターの夏祭りが3年ぶりに本格開催!
こちらの『こども造形コーナー』を担当させて頂くことになりました🎵
ご依頼の一報を頂いたのは新学期が始まってすぐの4月頃。
これまでコーナーを担当されていた“造形サークルめいめい会”の中村先生が「そろそろ引退したい」とのことで、後継者として白瀬を推薦して下さったとのことでした。
上矢部地区センターのこのお祭り、実に約20年もの歴史があり、中村先生は初回からずっと造形コーナーを担当されていたそうです。
その後を引き継ぐなんてっ😱!!
正直言ってかなりのかなりのかなーりのプレッシャー💦
(※本当に冗談でなく重圧なので強調しときました)
提供する作品を考えるにあたり、中村先生と事前に打ち合わせをしたのですが、アドバイスを頂くほどに頭を抱えてしまい…💧
まずこの造形コーナーな不特定多数の方が訪れるため《わかりやすいテーマを設けること》
例えば「お家を作る」といっても“お菓子の”家なのか“ペットの”家なのかなど、参加する人が作品を作りやすくなるように、こちらから「これを作ります!」と明示しておく必要があるそうです。
そして《2歳のお子さんでも楽しめるような要素があること》
お祭りは小学生を主な対象としていますが、地区センターは地域の様々な方がいらっしゃる場所なので、どんな方にも楽しんで頂けるような工程を取り入れた作品にしなければならないそうです。
そしてそして《15分ほどで完成する立体作品であること》
会場の広さや来場者数から、一人一人がじっくり取り組むような作品は無理があり、また他のコーナーとの兼ね合いから、平面より立体のものの方が変化があって楽しんで頂けるそうです。
この全ての条件を満たす作品。
…う、う~~~~~ん😣
(※頭を抱えてしまう気持ち、お分かり頂けましたでしょうか?(笑))
私が主宰している【みんなのアトリエ】では“テーマを設けて作品をつくる”ということはまずありません。
提供作品を考えるときは「今回はこの材料を使ってみたいな!」とか「この技法は面白いな!」とか、いくつかの“工程の候補”をあげて、それを組み合わせてひとつのアート作品が出来ないか試作していきます。
出来上がるのは抽象的な作品が多いため、それを観た人や制作した本人に“何に見えるか”委ねるようにしています。
今回の上矢部こどもまつりの造形はその真逆っ❗
「これを作ります」と明示して、参加者さんがそこへ向かうようにしなければなりません。
私は前述の“工程から考える”ことを得意としているので、“完成品から考える”のはだいぶ苦手…。
1ヶ月間熟考したものの面白いくらいにアイディアが浮かばず(笑)、最後は図書館へ通い工作の本を参考にして提供作品を決定しました😵
一口に『造形』といっても、制作する意図や提供する場所で“作品の組み立て方”が変わってくること、今回のご依頼で初めて知り、学ばせて頂きました。
作品が決定するまでは正直めっちゃくちゃしんどかったのですが(笑)、見本をご覧になった地区センター職員さんが「ポップで夏らしくてお子さんが喜びそうですね!」と誉めて下さり、うるっときてしまいました…😭
当日は80名程度の方が制作することを予定しています。
この先は、その80名分の材料の仕入れと下準備(作品の大きさに合わせて厚紙を切ったり、座席に分配できるようにシールを小分けしたりなど)が待っています。
大変なこともありますが、歴史ある上矢部こどもまつりの造形コーナーを引き継いだことを誇りに思って、私を信頼して任せて下さった中村先生のお気持ちに応えられるように、そして地域の皆さまの楽しい夏の思い出のお手伝いが出来るように、当日まで真っ直ぐに頑張りますっ✊️
夏祭りはどなたでもご参加可能ですので、7月30日(日)は横浜市上矢部地区センターへ是非ぜひおでかけ下さいね🎶
バリアフリー造形教室みんなのアトリエ