社会の窓まで ―飽くなき探求心―

社会の窓まで ―飽くなき探求心―

くだらないことに全力を注ぐ女、荒木麻由のロマンあふれる妄想全開突撃系ブログ
   
類稀なる発想力とバイタリティを遺憾なく発揮し、その真実にせまる!

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これまでのあらすじ

ドライブしてたのに間違えすぎて熊野で野球みてた。

まだ陽は高い。帰るには惜しい。

 

 

 

 

 

 

どうも、まぁゅんです。

 

野球観戦も終わって、熊野米ダンゴて腹ごなしも終了。

残った時間は観光でもしますかね!

 

 

と言ってやってきたのは…

 

 

 

 

 

 

花窟神社。

 

昨年も訪れて、言葉を失うほど感動した神社。

世界遺産で野球おさめ in 三重 【2日目夕】」参照。

 

 

神々の母である 伊弉冊尊 イザナミノミコト が火神・軻遇突智尊 カグツチノミコト を産み

灼かれて亡くなった後に葬られた御陵。
日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれていて

古来からの聖地として今に続く信仰はあつい。

 

 

何度見ても飽きたりない神聖さ。

また拝みに来ました。

 

 

 

 

 

 

こういう神社って、山奥とかにあるものだと思うんだけど

ここは思いっきり海の前の大通りに

しかも山奥風な佇まいで存在する。

 

この木々が太陽の光を遮っていて

こんなに天気がいい日でも、いつも薄暗いんだよね。

 

 

そして社務所を抜けると

 

 

 

 

 

 

突き抜けるような青空!

 

 

今年も変わらず存在する、170mの大綱。

変わらないことへの安心感とでもいうんだろうか。

2回目来たら、すこし愛を感じるようになった。

 

この綱は毎年決まった日に「御網掛け神事」によって渡されているらしい。

きっとこの神事に参加し続ける皆様も

太古からバトンタッチされながら守り続けていることに、特別な想いを抱いていることだろう。

 

 

 

 

 

 

たった数本の木で大通と隔てられているだけなのに

なんでここはこんなにも静かなんだろう。

 

 

伊弉冊尊イザナミノミコト への拝所。

 

まるで何かに護られているかのように神聖で

相変わらず美しい。

光が当たってないのに眩しいくらいに。

 

この拝所がいつからここにあるのかはわからないけれど

悠久の時間をここで静かに見守ってきた、そんな趣がある。

こんな、簡素なつくりだからこそ。

 

 

太古の昔から……ってのは、どうも好きだ。

もはや何年前かもわからないくらい大昔のものが 現在 いま に残っていたり

今もあるものが、途方もなく昔から存在していたり。

 

そういうものに、妙にロマンを感じちゃったりするんだよな♪

 

 

 

 

さて、そろそろ日も暮れてきました。

 

 

 

 

 

 

観光客らしく自撮りしてみたよ♥

 

 

…それはおいといて(→)

 

 

世界遺産・鬼ヶ城。

 

昨年は日の出を見ようと早朝に来て

まさかの方向が違うということになったわけですが。

世界遺産で野球おさめ in 三重 【2日目朝】」参照。

 

今回は昨年の失敗を生かして、日没を見ることにした。

 

暗くなると歩けないから

まだ明るくて、空が赤くなってきたころを見計らってやってきたわけです。

 

 

 

 

 

 

相変わらず、すごい。

 

これが自然にできたってんだから、びっくりしちゃうよね。

波が当たったとしても、こんな抉れ方はしないでしょう。

 

天変地異的なものが起こったのかなぁ…。

 

こういう奇岩ってのは各地にあるけれど

どれをとっても、自然じゃこんなんできないだろってくらい奇妙な形してる。

 

 

ここの遊歩道は1.5kmくらいはあるだろう。

ゆっくり歩いていこうか……

 

 

ん?

 

 

 

 

 

 

台風21号ェ…。

 

 

こんなところにまで台風の影響が…。

まだ500mも歩いてないのに、これじゃあ先に進めないじゃないか!

 

乗り越えて歩いてしまおうとも思ったけれど

なんとなく気が引ける。

選手や関係者に見られたら、ちょっとヤだしね…。

 

 

仕方ない。

ここで日没をまとう。

 

 

 

 

 

 

しばらく待って、とんでもないことに気が付いた。

 

 

 

日 没 見 え な い。

 

 

 

もう少し歩いて岩の裏側にまわらないと、夕焼け見えないじゃん!!!

こんなに天気がいいのに!

もう目の前なのに!!!

 

 

ミカンでも食べながらとりあえず少し待ってみたけど

空がだんだん赤から黄色に、黄色から紺に変わっていくだけで

どうやっても見えなかった。

 

こうなりゃ夜まで待って、ながれ星でも見るか!!

 

と思ったけど、この日は満月だった。

うまくいかねー…。

 

 

 

来年には、この遊歩道も戻ってるかな。

 

次こそ、海に沈む夕日をこの目で見るんだ。

もしくはここでながれ星を待つんだ。

 

 

またここに、来ないとな。

 

 

 

所用を済ませて、もう一度ここに戻った時。

 

 

 

眩しいくらいに輝く満月があった満月

 

 

 

 

これもこれで、悪くない、かな。

 

 

 

 

 

こんなにも平穏な秋を過ごしたのは、いつぶりだろうか。

 
 
例年秋は野球の応援で忙しくて
11月頃までハラハラして過ごしている。
 
だけど今年は県大会で敗退してしまって
ハラハラする要素が早々に無くなっちゃったんだ。
 
 
彼らはどうしているだろう。
 
 
 
 
 
 
 
秋の休日はお出かけ日和だね♥
 
朝から関西屈指の景勝地をドライブして
ひとり紅葉やこのお天気を楽しむまぁゅん氏。
水面がキラキラ輝いて綺麗だ…!!キラキラ
 
車の運転は大好きだ。
好きな音楽を聴きながら、ほどよく集中できる。
 
 
気分よく走ること4時間…
 
 
 
 
 
 
間違えてこんなとこ来ちゃった!\(^^)/
 
 
くまのベースボールフェスタ。
毎年、三重県熊野市で開催されてる大きな野球のおまつり。
全国から強豪校が招待されて、熊野市内の各地で練習試合が開催される。
 
今年も、健大高崎をはじめ
敦賀気比・関東一・創志学園・県立岐阜商…など
話題の高校が集まってるんだ!
多分、熊野市に年間で一番集客できる日でしょう。
 
 
初日の健大高崎の相手は
岡山の創志学園と、地元の紀南。
 
創志学園といえば、この夏なかなかに話題になった投手、西純矢の在籍している高校だ。
高校日本代表候補にも名を連ねる素晴らしい投手。
きっと今日も投げてくれるだろう。
 
機動破壊vs世代NO1投手。
 
こんなん見るっきゃないでしょう!
明らかに練習試合の観客数ではないものな。
 
 
 
創志学園の先発は、1
ここでエースが出てきたのが、嬉しい。
 
西純矢。
夏の甲子園では、相手の監督も舌を巻くほどの快投と
盛大なガッツポーズで話題を読んだ選手。
 
 
 
 
今日は静かに投手してる。
ガッツポーズの是非はともかく
甲子園というのは野球人たちの眠れる何かを呼び起こすんだろうな。
 
1年前に父親がなくなって
その父親と甲子園を約束して、野球をやっているんだよね。
並々ならぬ想いを背負って頑張っているに違いない。
 
この夏もきっとつらい思いをしただろうから。
彼の努力が報われてほしいと思う。
 
プロになってほしい。
 
 
 
 
 
 
それにしても、プロ注目選手ってのは
グラウンドで見てもすごい。
良く考えたら、こういう選手を学校のグラウンドでってのははじめてかも。
 
この日の最速は145.
直球に勢いあるスライダーなどを交えて
健大高崎打線をおいしくお料理していく。
 
 
だけど、健大高崎も負けてない。
抜群の安定感で、スコアに0を並べていく。
夏に少し見た時よりもすごく良くなったね!
 
夏には「これからどうしよう…」って感じの雰囲気があったチームだけど
今は方針も決まって、それに向かって挑んでる感がある。
 
失敗しても果敢に挑戦し続ける姿に
私が健大高崎を好きになった理由を思い出した。
 
 
この緊張感。
 
これだけで、熊野まで来た甲斐があるってもんだ。
 
 
 

 
 
 
余談。
 
ここ熊野市は一年中みかんが収穫できる場所らしい。
それくらい……あったかいのか寒いのかはよくわからないけれど。
 
 
 
 
 
 
フリーみかん。
ごていねいに袋まで用意されてる。
差し入れももちろんみかん。箱で。
 
これがまたウマいんだ…!
まじで余談だけど私は5kg買って帰りました。
 
 
 
 
 
 
創志学園のバス、かっこいいなぁ…。
どうやら最近新調したみたいだね。
 
 
春の選抜に出場できないのはわかってる。
健大高崎だってそうだ。
 
夏は、甲子園に来てね。
その時は、きっと応援する。
 
 
あのIPUの超絶演奏を聴きながら。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これまでのあらすじ

岩手・八幡平の秋。

酒は残ってない。

 

 

 

朝。
 
 
4時半、起床。
 
朝、温泉の中で夜明けを見る。
それが温泉地に宿泊した時の最高の楽しみ。
そのためなら、目覚ましなんてセットしなくても起きられます。
 
ちょっと早すぎだけど( ´•ᴗ•ก)
 
 
 

 
 
 
朝は露天へ。
当然のごとく貸切状態。
 
どれどれ…
 
 
 
あっつ!!!!Σ(●д●)
 
 
 
温泉卵作れる温度なの忘れてた…。
 
 
 
 
 
 
源泉温度は64℃
ちょっと熱すぎるから
入れる温度に冷めるまで、しばし内湯で待機。
 
ぬるい浴槽の方が色が薄い…、
普通は時間が経つと色が濃くなるはず。
どうやら冷ましてるんじゃなくて加水してぬるくしてるらしい。
 
4時半に起きちゃったわたしには
このぬるさはもはや催眠だ…。
 
 
30分ほど水いれたら露天もギリギリ入れるくらいの温度まで冷めた。
本当は水で埋めたくないんだけど…
仕方がない。
 
さて。
 
 
はじめるか。
 
 
 
 
 
 
約束はしてないけど、そのうち友人も入ってくるだろう。
それまでに、お湯もんで作っといてあげようか。
なかなかに重いハンマーで広い露天風呂を揉み歩く。
 
お湯を揉むと、熱湯を冷めるのはもちろん
沈澱してた成分が混ざって、肌触りもちょっぴり変わる。
 
なんで私朝一でこんな運動してるんだろ…。
 
 
 
 
 
 
風呂から見える景色。
 
この宿の蛇口の水は湧き水らしいから
この川と同じなのかな?
 
 
たまに温もりすぎた身体を冷ましながら見る渓流は
ザバザバ激しく音を立てて
なんだかそれがすごく岩手の山っぽい。
 
なんかいいなぁ〜(●´ω`●)
 
 
こんなことやりながら湯揉みまくって、ようやく。
 
 
 
 
 
 
うん。(納得)
 
 
いい感じになったところで、友人もやってきた。
やっぱ来たね!
いい湯だろ?
 
昨晩よりも冷えてる風がやたらと気持ちいい。
瑞々しい空気も。
この夜明けの温泉の気持ちよさだけは、何物にも代えられない。
 
話し相手がいたら、尚更ね♪
 
 
気がついたら、もう2時間もこの風呂にいる。
朝食の時間さえなければ、3時間でも4時間でも入ってたかもしれない。
 
長湯できるように部屋からちゃんと水持ってきてたし。ポットごと←
 
 
 
ずっとずっと入っていたいけれど
名残惜しいけれど。
 
もう出ないと。
 
 
 
何度か宿を振り返りながら、この荘をあとにした。
 
 
 
 
 
 
 
 
白樺の並木道をはしる。
 
こんなに綺麗な道だったのか…。
昨晩はもう暗くなってたから、ぜんぜん気が付かなかったよ。
 
なんというか…
 
 
ほぼロシアだな。
 
 
あと一ヶ月もしたらこの山に雪が積もって
もしかしたらトナカイとか出てきたりするのかな?
 
 
ふと山に目をやったら
岩手山の山肌の形がなんだか変だ。
 
「あれは溶岩が流れた跡」
 
活きてる火山。

こんなにも力強く鼓動を感じる山が近くにある。
火山ってのは、普通の山とは全然違う魅力が有る。
 
 
 
さらに山を下りていくと
だんだん景色も冬から秋にかわってきた。
 
 
 
 
 
 
なんだかとてつもなくきれいな公園だ。
 
ちょっと降りてみよう!
 
 
 
 
 
 
だだっ広い芝生の公園の真ん中に
三角の屋根の謎の建物。
 
写真ではわかりづらいんだけど
建物の隣には、燃えるように紅葉した植物が植わっててさ。
 
真っ青の空と、真っ赤な葉が
まるでフォトショで修正したみたいに鮮やかで
絵葉書ってより、もうファンタジーの世界みたいだキラキラ
 
 
岩手って、ほんと地味だしPRも下手だけど
本当はめちゃくちゃいい所なんだな…!
 
あれか?良すぎて人に教えたくないってやつ?
気持ちはわからんでもないけど。
 
 
 
それにしてもお肌がパリパリだ。
 
こんな時は…
 
 
 
 
 
 
 
 
ほんとうは別のところに行く予定だったんだけど
冬季休業中だったので、予定変更で雫石へ移動。
 
友人いわく、ここもなかなかオススメらしい。
 
 
 

 

 

 

◆ナトリウムー炭酸水素・塩化物泉

 

源泉温度は49度

加温済だけど、循環なしで薄緑のにごり湯。

いかにもってかんじの色だね!

 

ニオイはしないように思うけれど

沸出口の近くにいったら、ほんのり鉄のニオイがした。

いいねぇ~~♪

 

 

ここは何時間もいるわけにいかないから

30分くらい入浴して、サクっとあがる。

 

が。

 

 

 

肌ツヤッツヤになったな…!

 

 

 

あんなにカサカサだったのに。

温泉の効果まじスゲー!

本日の締め入浴にはピッタリだったね!キラキラ

 

 

 

 

このあと昼食に焼き肉に行ったんだけど

それもびっくりするほどおいしかったし

 

天気も100点

温泉も100点

メシも100点

ついでに時間も100点!

 

非の打ちようもない完璧な旅行だった!

 

 

これが…日ごろの行いってやつか←

 

 

 

 

一人旅にもすっかり慣れて

いまじゃ一人のほうが楽くらいな感覚だったりしたけれど

 

 

友達って、いいな。

 

 

こんなとんでもない秘湯にも付き合ってくれる友人って

なかなか得難い友人だよな。

 

大切にしよう。うん。

 

 

 

 

 

 
東北の秋は短い(たぶん)
 
昨年の今頃来た時は、もう冬だった。
雪が降ってた気がする。
 
 
これはきっと
私への啓示だ。
 
 
 
山奥へ行きなさいと。
 
 
 
 

 

 

 
 
 
「岩手の酒で"わしの尾"ってのがあってね。
 それがすごく濃くてね、好きなんですよ~」
 
と、大阪で知人に教えて貰った。
 
岩手在住の友人に詳細を聞いてみたら
なんとこの度、酒蔵まで連れてきてくれました。
 
 
岩手の八幡平という所の酒蔵「わしの尾」
 
私はまったく知らなかったんだけど
岩手ではぼちぼち有名らしい。
 
 
一口にわしの尾と言っても、いろいろ種類があるご様子。
 
知人が言ってたのはどれなんだ…。
悩んでてもわかるわけない。
決めかねてたら、店主さんが声をかけてきた。
 
 
「これぜひ飲んでみて」
 
 
 
 
 
 
コンビニレジ横のいちご大福みたいな感じで並べてある酒。
なんでも特別な製法で作ったものみたいで
この店でしか買えないらしい。
 
お値段も手頃だし、これにするか!
 
 
純米吟醸を1本購入して、山へ向かう。
 
 
 
山を走ってたら、すっかり夜になってきた。
 
 
チラチラと雪的なものがちらついてる。
やっぱり山の上は冬なんだね!
 
初雪にかなりテンション上がってきたよ!
 
 
信号も街灯も無い道を進み
だんだん硫黄的な匂いが漂い始めたところで
 
本日の宿泊先に到着!!
 
 
 
 
 
 
松川温泉 松楓荘!
 
 
今回は岩手の友人プロデュースの旅。
私はあえて何も聞かず何も調べず来たんだ。
 
友人…
 
 
わかってんじゃん(・ω・)bグッ
 
 
秘湯に来るなら
"ホテル〇〇"じゃなくて
"〇〇荘"だの"〇〇館"だの、そんなんがイイんだよな!
 
 
 
 
 
 
とれたてでまだ白濁するまえの温泉がゴボゴボ音を立ててる。
このへんの硫黄的なニオイのもとはこれか!
 
ああ…生きた火山の鼓動を感じる…!
私にとっては、山が生きてるニオイです。
最高にいいにおい!
 
 
2階にカバンあげるのを女中さんが手伝ってくれようとしたけど
重くて即断念してた。
そういう所もめっちゃイイ(笑)
 
 
 
 
 
 
圧 倒 的 家 感 。
 
 
1人部屋だから余計にね!
なんか鏡のところにガムテープとかついてて、最高に家だ(笑)
 
 
ちなみに、友人と一緒だけど部屋は別。
結局これが一番気遣わないという結論にたどりついた。
 
脱いだ服とか、人がいると一応畳むけど
1人だと遠慮なくへやの端っこに脱ぎっぱなしておけるし←
 
 
机の上には
 
 
 
 
 
 
ウェルカム卵。
温泉地らしいね〜!
 
でもこんな卵があるということは。
温泉はめっちゃ熱いってこと、だよな?
 
 
 
 
 
 
▪単純硫黄泉
 
湯の花が舞いまくってる、白濁のお湯。
思いっきりただよう硫化水素臭。
こんなの久しぶりに入ったな。
 
入ってると肌がピリピリしてきて、酸性っぽい。
もちろん源泉かけながしだよ!
 
 
そして肝心の温度はというと…
 
 
冷たい…。
 
 
あとから聞いたら、湯の花が湯口に詰まっちゃって
お湯が出てきてなかったらしい。
どんなだよ(歓喜)
 
しばらく入ってたら
お肌の脂という脂が落ち切ったんじゃないかってくらい
パリパリのシワだらけになってた。
 
温泉おそるべし…。
 
 
 
部屋にもどって。
 
 
 
もうひとつのお楽しみ♪
 
さきほどの「わしの尾」を開けましょう💛
 
 
 

 

 

 

シュポ

 

 

これはシャンパンか?

発泡してるわけじゃなくて

瓶の中で発酵が進んでこのような音が鳴ったんだろう。

 

そして注がなくても華やかさが香ってくる。

もしかしてとんでもないお酒を買っちゃった?

 

 

注いだ時には、部屋中が香りに包まれて

 

そして、一口。

 

 

 

「………ウソでしょ……!」

 

 

 

全ての日本酒を過去にする、もはや芸術のようなお酒だ。

なんて美しい味なんだ…。

こんなものが……存在するなんて……!( ;∀;)✨

 

話のともにするつもりだったけれど

もうほかの話なんてできない。

心を奪われすぎて。

 

 

八幡平の宿で、八幡平のお湯を浴び、八幡平の酒をいただく。

 

なんて贅沢な時間なんだろう。

 

 

鷲の尾、斗瓶取り雫酒

純米吟醸「結の香」

 

 

このお酒は、飲む度に味が変わる。

開けたその時は、どうしようもなく華やかで強烈に主張してくる。

だんだんと落ち着いてきて、芳醇さが増して、大人のお酒に成長する。

 

味を少しでも保つために

グラスに一度にたくさんは入れられない。

少しだけ注いで、最後まで飲み切ったらまた少し注ぐ。

口の中の香りが全部なくなるまで、次の一口が飲めない…。

 

悪いお酒だ。

 

 

誰かにあげたい。

そうだ、この酒を教えてくれた知人にあげよう。

 

でもこんなうまい酒を送ったら

それってもうほとんど告白だよ…。

 

 

…というような話を

4時間延々と話していた。

 

1つのお酒の話で4時間。

私の酒の引き出しが多いわけじゃない。

お酒さんサイドから、どんどん話を提供してくるんだ。

 

 

でも最後の結論は。

 

 

 

どんな言葉も、この味にはかなわない。

 

 

 

私、言葉のプロなんだけどね(笑)

 

言葉を尽くしても足りないものが

こんな所にもあったのか。

 

 

 

 

 

【後編へつづく】

 

 

 

 

 

あ、あれは!

 

 

とは何度も言ってても

なかなかちゃんとは行ったことない。

 

そんな人って、割と多いんじゃないかな。

 

 
 
 
 
 
スカイツリー!!!
 
 
あべのハルカスにも言えるけど
展望台って案外、きっかけがないとのぼらないもの。
 
ふと時間が出来たとある晴れた日。
あえて今日は、のぼってみてもいいかもしれない。
こんな日じゃないと、なかなかね。
 
 
 


 
 
東京スカイツリー駅を降りたら
もうスカイツリーは目の前!
 
…と言われたのだけれど。
 
周囲を見回しても、そのようなものは見当たらない。
もしかして遠いのか?
キョロキョロしながら5分ほど歩いてみるも、やっぱりない。
 
…?
 
 
 
 
 
 
上か!!!
 
 
灯台下暗し。
私てっきり、東京タワーみたいに地面から生えてるものだと思ってた。
まさかショッピングモールになってたとは…。
 
造形は、東京タワーの方が素敵だな←
 
 
さっそくチケット買おう。
チケット、結構高い…💦
最近の展望台は映画より高い。
 
エレベーターに乗って1分ほどで
展望階についた。
 
 
 
 
 
 
やっぱスゲー!(*^^*)
 
 
大阪も大都会だと思ったけど
地平線まで都会って感じじゃなかったよ。
空気が綺麗なら、山とかも見えるらしい。
 
この写真の中にもTDLが彼方に写ってるらしいけど…
TDLさえ埋もれてしまうくらい都会なんだもん。
 
あ、東京タワーは発見したよ!!\(^^)/
 
 
こうして上から見てると
なんだか距離感が全然わからなくなるね。
 
夜来たら、また全然違って宝石箱みたいに綺麗なんだろうなあ。
 
 
 
一周してみたら
なにやら人だかりを発見。
 
なにごと?
 
 
その正体はガラス床だった。
 
こんなん楽しいよねー(*^^*)
寝転んで写真撮ってる人とかいる。
私もご多分に漏れず、乗ってみよう!
 
 
 
 
 
 
おおお…。
 
豆粒みたいな景色もさることながら
塔の肌が下まで伸びてるのが、すごくリアルに高さを感じさせる。
ここにこの床を作った人はセンスあるね!
 
怪獣の視界ってこんなかんじかな?
確かに、踏み潰したくなる気持ちも分かる。
 
 
午後から来たら、外に出られるコースがあったらしい。
それもやってみたかったなぁ…。
 
 
もういちどぐるっと一周まわって
下界へ…。
 
 
 
さっきはるか上空からみた道を通って
次は浅草へ向かう。
 
初めて通る道のはずなのに見たことあるって、なんか変な感じだね。
さっきまでジオラマより小さかった街の中を歩いてるんだもの。
 
 
ものの10分あるくだけで
急に未来都市から下町になった。
 
 
 
 
 
 
到着!\(^^)/
 
 
ここに来たのは2度目。
前来た時よりも、心なしか外国人観光客が増えている気がする。
あちこちで自撮り棒が踊ってるよ。
 
温泉とかは、できるだけ自然のまま人の手がはいらないのがすきなんだけど
こんな都心の真ん中では、コテコテの観光地も楽しいね!
 
 
観光客らしく人形焼と揚げまんじゅうを食べて
これまた観光客らしくケムリをあびて
観光客らしくお参りとかしてみる。
 
よき未来とよき縁へ導いてください(*´ ˘ `ㅅ)
 
 
あーたのし♪
 
 
 
東京満喫してるうちに、時間はお昼に。
 
じつは、東京でどーーーしても食べたいものがあるんだ!
 
 
 
 
 
 
大阪にはない食べ物。
 
 
もんじゃ焼き。
 
 
唯一知ってた店も、こないだ行ったら唐揚げ屋になってた。
でも諦められなくて、関東に行ったら絶対食べようとおもってたんだ!
私はこういう、よくわからない食べ物がすきなのだよ💛
 
「もんじゃでお腹いっぱいになるのは不可能ですよ」
 
というわけで、お好み焼きも注文。
うまいこと乗せられた気もする。
あ、私はふわふわ派だから絶対鉄板に押し付けないでね、絶対に。
 
 
なんでも、関東のご家庭では
家でお好み焼きの後にもんじゃやったりするらしい。
もんじゃって家でできるんだ…。そりゃそうか。
 
小さいコテで生地をつまみながら食べる。
この牛スジがめっちゃいい味出してるけど
この牛スジがすごい食べにくい(笑)
 
 
そういえば。
 
 
この店に入る前に
道端でビラをもらったんだ。
 
一生懸命配ってたから貰っちゃったんだけど
なんだか妙に気になる…。
 
 
 
 
 
 
見事に誰も知らないしさ(笑)
 
お好み焼きたべてお笑い見るのは大阪でやりゃいいのに
この世界一小さな劇場とやらが気になって仕方ない!
 
未完成感満載であろう、若者たちのお笑い…!
 
 
 
 

 

 

来ちゃった(●´ω`●)

 

 

なんか専門学校を思い出す狭さ。

最前列と舞台1mくらいしか離れてないし。

 

劇場の中には、私含めて4人。

思ったより入ってるね←

常連さんもいるみたい。

 

 

そのうち劇場が暗転。

お囃子とともに芸人さんが登場。

 

コントしたり漫才したり

はたまた客いじって喋ってたり。

 

 

意外とちゃんとお笑いしてるじゃん(失礼)

 

 

なんか、もうちょっとテンポよければもっと面白いのにな、とか

もっとスパッと終われたら美しいのに、とか

わーーーーつらい(笑)とか

そういう惜しい感が見えるのが、なんとも期待通りでイイ💛

 

この劇場から売れた芸人さんもいるのかしら?

 

 

なんやかんや1時間半くらいみて

東京観光は終了。

 

まあまあおもしろかったな、漫才(^ω^)

 

 

 

 

東京は、いろいろ期待を裏切らない。

 

東京に住むのはぜったいいやだけど

たまに遊ぶのは

 

 

きらいじゃない、かもしれない。