どうも、まぁゅんです。
野球観戦も終わって、熊野米ダンゴて腹ごなしも終了。
残った時間は観光でもしますかね!
と言ってやってきたのは…
花窟神社。
昨年も訪れて、言葉を失うほど感動した神社。
神々の母である
灼かれて亡くなった後に葬られた御陵。
日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれていて
古来からの聖地として今に続く信仰はあつい。
何度見ても飽きたりない神聖さ。
また拝みに来ました。
こういう神社って、山奥とかにあるものだと思うんだけど
ここは思いっきり海の前の大通りに
しかも山奥風な佇まいで存在する。
この木々が太陽の光を遮っていて
こんなに天気がいい日でも、いつも薄暗いんだよね。
そして社務所を抜けると
突き抜けるような青空!
今年も変わらず存在する、170mの大綱。
変わらないことへの安心感とでもいうんだろうか。
2回目来たら、すこし愛を感じるようになった。
この綱は毎年決まった日に「御網掛け神事」によって渡されているらしい。
きっとこの神事に参加し続ける皆様も
太古からバトンタッチされながら守り続けていることに、特別な想いを抱いていることだろう。
たった数本の木で大通と隔てられているだけなのに
なんでここはこんなにも静かなんだろう。
まるで何かに護られているかのように神聖で
相変わらず美しい。
光が当たってないのに眩しいくらいに。
この拝所がいつからここにあるのかはわからないけれど
悠久の時間をここで静かに見守ってきた、そんな趣がある。
こんな、簡素なつくりだからこそ。
太古の昔から……ってのは、どうも好きだ。
もはや何年前かもわからないくらい大昔のものが
今もあるものが、途方もなく昔から存在していたり。
そういうものに、妙にロマンを感じちゃったりするんだよな♪
さて、そろそろ日も暮れてきました。
観光客らしく自撮りしてみたよ♥
…それはおいといて(→)
世界遺産・鬼ヶ城。
昨年は日の出を見ようと早朝に来て
まさかの方向が違うということになったわけですが。
今回は昨年の失敗を生かして、日没を見ることにした。
暗くなると歩けないから
まだ明るくて、空が赤くなってきたころを見計らってやってきたわけです。
相変わらず、すごい。
これが自然にできたってんだから、びっくりしちゃうよね。
波が当たったとしても、こんな抉れ方はしないでしょう。
天変地異的なものが起こったのかなぁ…。
こういう奇岩ってのは各地にあるけれど
どれをとっても、自然じゃこんなんできないだろってくらい奇妙な形してる。
ここの遊歩道は1.5kmくらいはあるだろう。
ゆっくり歩いていこうか……
ん?
台風21号ェ…。
こんなところにまで台風の影響が…。
まだ500mも歩いてないのに、これじゃあ先に進めないじゃないか!
乗り越えて歩いてしまおうとも思ったけれど
なんとなく気が引ける。
選手や関係者に見られたら、ちょっとヤだしね…。
仕方ない。
ここで日没をまとう。
しばらく待って、とんでもないことに気が付いた。
日 没 見 え な い。
もう少し歩いて岩の裏側にまわらないと、夕焼け見えないじゃん!!!
こんなに天気がいいのに!
もう目の前なのに!!!
ミカンでも食べながらとりあえず少し待ってみたけど
空がだんだん赤から黄色に、黄色から紺に変わっていくだけで
どうやっても見えなかった。
こうなりゃ夜まで待って、ながれ星でも見るか!!
と思ったけど、この日は満月だった。
うまくいかねー…。
来年には、この遊歩道も戻ってるかな。
次こそ、海に沈む夕日をこの目で見るんだ。
もしくはここでながれ星を待つんだ。
またここに、来ないとな。
所用を済ませて、もう一度ここに戻った時。
眩しいくらいに輝く満月があった
これもこれで、悪くない、かな。