目に見えない世界の話(4) 究極の解毒と人間の可能性 | 私のおべんきょうノート(ma-windのブログ)

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 参院選が終わって、改憲勢力の圧勝…で、この世の終わりみたいな気分になってる方もいらっしゃるかも…。でもね、世の中、まだまだわからないのでは…。

 

飛行機事故のDr.キャリー・マディは神の手を見たと話しているし…。

 

 

はい、多分、彼女の認識宇宙の中で、確実に見たのだと私は思う。

 

そして…中国ではこんなことも。

 

 

まだまだ何が起こるかわからない。

 

 

 

 そんなわけで、今日は驚異的な人間の力、解毒の力をこちらの成瀬雅春氏の著書「呼吸法の極意 ゆっくり吐くこと」からメモしよう。

 

    

 

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 ヨーガ呼吸法には、驚異的な可能性がある。その例として、インドのマドゥポルで、カルカッタ大学のドクター・ネオギー教授が出会ったヨーガ行者の話がある。ナラシンガ・スワミというその行者はまず硫酸を数滴手のひらに落とし、舌でなめてしまった。次に強い石炭酸も同じようになめてしまった。さらに猛毒で知られる青酸カリまでも、平気で飲み込んだのである。この公開実験には、ノーベル賞受賞者で有名な科学者サー・C・V・ラーマンも立ち会っていて、これは近代科学への挑戦である、と言ったそうである。

 その驚異的な現象について、ナラシンガ・スワミ本人の説明によれば「帰宅するとすぐヨーガのトランス状態に入り、強度の精神集中によって劇薬の致命的な影響を中和する」とのことだ。ナラシンガ・スワミは、特殊なヨーガ呼吸法を使いこなせたのだと思う。

 この話は後日談があって、ナラシンガ・スワミがビルマ(現ミャンマー)のラングーンで同じ実演をした後、宿に帰ってから突如来た訪問者に妨げられ、いつものヨーガのトランス状態に入ることができずに死んでしまったそうである。この話を聞くと、ヨーガのトランス状態で猛毒を中和していたということが、真実味を帯びてくる。

 

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 すごいよね…。こんなことができる。でも、それって、ものすごーく修行した人の話でしょ…って、多分そうだと思う。でも、だからと言って、普通の人間にできないか…というとそうではないと言う。こちらの

ベアード・スポールディング著 成瀬雅春訳 「[実践版]ヒマラヤ聖者への道 1 時空を超越する人々」

 

   

 

には、成瀬氏の序文に、人間の可能性について、こう書かれている。

 

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 「催眠術は1つしかないということです。それは、人間には神の完全なる御業をみずから成して自分の欲する事物を想像できないと信じ込む自己催眠だけです」

 

 つまり、キリストや釈迦や神々が見せる奇跡は、普通の人間である自分にはできないと思うのが、たった1つの自己催眠だ、ということです。その催眠さえ解ければ、どんな奇跡的なことでも可能になるということを、エミール師は説いているのです。

 私もエミール師と同じ考えです。

 「科学に反するからできない」とか「そんな非科学的なことはあり得ない」と考えることが自己催眠だとエミール師は説いているのです。科学を信じるところからスタートするのは「非科学的」なのです。

 なぜなら科学は常に進歩するからです。

 進歩するといういことは、以前の科学は正しくないということです。100年前の科学には、今から見えれば、間違いを多く見出だせるのです。・・・ということは、100年後の科学から見れば、今の科学は間違っているということになるのです。

 「人間が宙に浮くということは、科学的にあり得ない」という考えが非科学的だというのは、お判りでしょうか?その自己催眠さえ解ければ、その先には無限の可能性が拡がっているのです

 

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 こういった可能性を拡げる方法として、成瀬氏はヨーガを勧めている。そして、自分を観察し、自分を見つめること…。これに尽きるのだそう。

 これは、最近読んでいた保江邦夫先生の著書にあった量子モナド理論すべての存在が「心」の現れであると捉える考え方、物というものは存在せず、宇宙の森羅万象は心の作用であると捉える)に通じるところがあるなぁ…と、興味深く思っているところ。

 

 先にあげた呼吸法の著書だけど、呼吸法だけで1冊の本。ヨーガの呼吸がよくわからんなぁと思って買ってみたけど、いや、それどころの本ではなかった。自分がヨーガをやって、自分の感覚を鋭敏に研ぎ澄まし…ということを積み重ねていかないと理解できないなぁ…と思いながら、生活に少しずつヨーガを取り入れている、今日この頃。

 

 この著書には不食の方が取り入れているというプラーナについても説明されていて興味深かった。これは、また、そのうちに…。