シューマン共振と私たち生命体 | 私のおべんきょうノート(ma-windのブログ)

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何でも自分で調べて、自分で考えよう。
本でもブログ記事でも、丁寧に読み込むことで新たに見えてくることがある。そういうものを少しずつメモしていこう。
分野は多岐にわたります。

 さて、ここ数回ほどアーサー・ファーステンバーグ博士のニュースレターからメモしてきた。彼の憂慮は、これから打ち上げられるstarlinkの5G衛星がハイパワーの電磁波を送出することによって、地球の電離層から地面にいたるまでの空間において、大きな電磁ノイズが発生し、それが生き物たちの息の根を止めるのではないか…ということだ。

先の記事 SpaceXの衛星が打ち上げられ、人々に何が起こったか

に書いたことをもう一度復習してみよう。

 

「生命への脅威は、これらの衛星がすべて電離層の中にあるという事実にあります。電離層は、地球規模の電気回路を制御する高電圧の源であり、生命のためのエネルギーを提供しています。

 非常に簡単に言うと、すべての動物や植物は、体の中で頭の方から、足、または葉から根に向かって分極しています。ピコワット/平方メートルの電流は、晴天時にはプラスに帯電した空からマイナスに帯電した地球に流れ、足元の地球を通り、雷雨時には雷を介して空に戻ります。すべての生物はこの回路の一部です。
 電流は空から頭に入り、経絡を循環して入り足の裏を通って地球に入ります。この電流が成長のエネルギーとなりますし、 癒し、命そのものです。 私たちはパンだけで生きているのではなく、生物圏から与えられたエネルギーで生きています
 東洋医学ではそれは気や氣と呼ばれ、アーユルヴェーダ医学ではプラナと呼ばれ、大気物理学では電気と呼ばれています。それは私たちに生命のエネルギーや、私たちの体を構成する情報を与えてくれます。この回路を何十億ものデジタル脈動で汚染すれば、すべての生命を破壊することになる。

 

この話は、地球のシューマン共振と関係があるだろうなぁ…と思って、ググってみた。以下、Wikiのシューマン共振より。

シューマン共振(シューマンきょうしん)あるいはシューマン共鳴(シューマンきょうめい、Schumann resonance)は、地球の地表と電離層との間で極極超長波 (ELF) が反射をして、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の一に一致したものをいう。その周波数は7.83 Hz(一次)、 14.1 Hz(二次)、 20.3 Hz(三次)、……と多数存在する。常に共振し続けているので常時観測できる。

1952年ドイツ物理学者であるヴィンフリート・オットー・シューマン (Winfried Otto Schumann, 当時米国イリノイ大学在籍) により発見された。

シューマン共振のエネルギー源放電太陽風による電離層の震動だといわれている。

なお、シューマン共振と脳波の関連性を主張し、シューマン共振と同じ周波数の電磁波にリラックス効果や治癒効果があるとうたわれることがあるが、科学的根拠はない。」

 

 ふーん。それにしても驚くほど記述が無いもんだなぁ…と、思い、なんやら興味深い本を取り寄せてみた。志賀一雅著「奇跡の≪地球共鳴波動7.8Hz≫のすべて」という本である。

 

 

この本に電離層のことがわかりやすく述べられていた。以下、抜粋。

 

-------------- ここから

 

「実は、地球を取り巻く電離層が7.8Hzのプラズマ振動を起こしているという事実がわかっています。

 地球を取り巻く空気の層は上に行くほど薄くなりますが、この中の一番大気が薄い層、つまり宇宙との境界に電離層があります。ここから先は真空です。電離層というのは、プラスとマイナスイオンが集まっている層です。

 なぜこのような層ができるのかというと、太陽から荷電粒子が来るからです。それが地球の磁場で曲げられ、また強いエネルギーの宇宙線(ガンマ線)により大気がイオン化されてプラズマ振動を起こし、層ができてしまうのだろうというのが、ドイツの物理学者、シューマンの仮説です。

 シューマンは、1952年に量子化されたプラズマ振動は光と同じ速度で1秒間に地球を7周半、細かい計算では7.83Hzの定在波、14.1Hz、20.3Hzのプラズマ振動が生じているはずだという仮説を立てました。この当時は計測できる技術がないので仮説のままでした。

 後に人工衛星エクスプローラー1号(1958年)の打ち上げで電離層(バンアレン帯)の存在が発見され、アポロ4号の計測(1967年)で予想的中、電離層のプラズマ振動には7.8Hzの電磁振動があることがわかりました。そこでこの7.8Hzはシューマン共振(または共鳴)と呼ばれています。

 つまり、地球は周波数7.8Hzの電磁波で囲まれているということです、そして、我々は、生まれて以来ずっと、7.8Hzの電磁波を浴びていて生活しており、脳波はその影響を受けているということになります

 シューマン共振は現象として確認はされましたが、完全な解明にはなっていないので今後の研究によるところはありますが、しかしこのプラズマ振動は、電磁波の形で地表に届いており、地球上のすべての生命体は、このバイブレーションの下で誕生したことになります

 

-------------- ここまで

 

 おそらく、これを読むと、生き物にとって、この7.8Hzの電磁波は非常に大切なものなのだろうと思う。

 

ところで、プラズマ振動とは…Wikiによれば

プラズマは正の荷電をもつイオンと負の荷電をもつ電子との混合物であり、全体として電気的中性が保たれている。そこである場所の電子集団が局所的に動くとそこで電気的中性が破れて電荷密度を生じ、電子を引き戻す方向に電場を生ずる。イオンは電子より質量がはるかに大きいので、電場によって加速されるのは電子だけである。こうしてその電場により電子群が動いて、電気的中性を取り戻す。しかし、電子には慣性があるので、中性を取り戻した時点では止まらず、逆の方向に行き過ぎる。そこでまた中性が破れて電場が生じ、また電子群が引き戻される。このように電子群の往復運動、すなわち振動が起こる。これは巨視的には電荷密度の波動となる。これがプラズマ振動である。」

 

ということだそうで、一種のゆらぎ…みたいなものでしょうか。

 

 この志賀氏の本は、なかなか興味深くて、様々な方面で天才的活躍をしている方々の脳波を研究しているうちに7.8Hzという周波数にたどり着いたという。この方はもともとは、松下電器の研究所で半導体の研究をなさっていたようだが、脳波の世界にのめりこみ、自分で脳波測定器まで作ってしまわれた。

 不食の弁護士で有名な秋山佳胤氏の脳波はそれまでに志賀氏が見たことのないような脳波で「すごいとしかいいようのない」と書かれている。普通の人が起きている状態から、まどろんで眠りに入る状態で7.8Hzが出るのに対して、秋山氏はしゃべっている間中7.8Hzが出るのだとか。7.8Hzの電磁エネルギーから彼は生きるエネルギーを得ているのでは…と志賀氏は書いている。何も食べないのに、秋山氏はマラソンを走り、登山もするのである。

 そこで、一番最初にアーサー・ファーステンバーグ博士のニュースレターからのメモに戻ると、「 私たちはパンだけで生きているのではなく、生物圏から与えられたエネルギーで生きています。」とある。ここでいう生物圏から与えられたエネルギーは実はこういった7.8Hzの電磁波から得られるもののことを言っているのだろうか。

 

 そして1つ思い出したことがある。ソマチッドのガストン・ネサーンの実験のことだ。過去記事 ガストン・ネサーンの発見したソマチッド(4)-ソマチッドはエネルギーの具現 にメモした肉片のことだ。

以下、抜粋

 

「新鮮なラットの肉を、シシカバブ用の肉と同じように1センチ立方の大きさに切り取って、その肉に、試験管内で培養したソマチッドを注入しました。そしてそれを密封した真空状態の容器に入れ、肉を腐敗させる可能性のある空気中の物質や微生物からしっかり守りながら、その容器を日の当たる窓辺に置いてみたのです。

 その結果、何が起こったでしょうか。肉を長時間放置しておいたなら、腐ってしまうか乾燥して粉々になってしまうのが普通です。ところがソマチッドを注入したその肉は、いつまで経っても腐ることはありませんでした。腐るどころか肉片はいつまでも健康色を保ち、最初の新鮮さをその後もずっと保ち続けたばかりでなく、不思議なことにしだいに大きくなっていきました。それはまるで生きた生き物のようにどんどん成長し続けたのです。この実験から分かることは、ソマチッドには外部からエネルギーを取り入れる働きがあるということです。」

 

「また「肉片に電気的な刺激を与えるとどんどん成長していく」というから、ソマチッドは電磁気や磁場に敏感に反応するものなのかもしれない。」

 

 ここでソマチッドが取り入れているエネルギーは7.8Hzの電磁エネルギーかもしれない…と、ふと思ったのだけれど、それはどこにも書いていないのでちょっとわからない。

 このシューマン共振、そして7.8Hzの電磁波は非常に興味深い。こういった自然の営みを、昨今のあらゆる電磁波が邪魔しているのではないだろうか。

 7.8Hzの脳波を出す人々の能力もまた興味深い。これは、また別の記事に譲ろう。志賀氏曰く「地球の周波数7.8Hzと脳波が共鳴するとき、いのちが躍動する」と…。