今日は6月26日(水)です。今日は、日中さほど暑くもなく過ごしやすい一日でした。前回ブログは17日(月)。8日間もブログが更新が空いてしまいました。

この8日間、とくにどこへ出かけたわけでもなく、ほぼほぼ、インドア生活を送ってきました。
主に、撮りためた膨大な数のビデオテープを、ハードディスク編集し保存するという作業を、ぼちぼちとやっていました。
そのことについては、後日、改めて書こうかと思っています。

実は、見出しのとおり、とても悲しいことがありました。

23日(日)の朝、携帯電話の呼び出し音が鳴りました。
電話の相手は元同僚であり同期「Yさん」です。

電話に出ると、「Yさん」奥様でした。

そして、「Yさん」昨日、亡くなった…と。

「Yさん」は私と同い年であり、私が定年退職するときに、同じ職場で一緒に定年退職をした友人です。

 

私は定年退職を機に完全にリタイヤしましたが、「Yさん」は同じ職場で再任用の道を選びました。

 

退職後も、時折、会ったり連絡を取り合ったりしていましたが、再任用一年目(2022年)の夏ごろから、「体調がすぐれない」という話を聞かされていました。

病院には行ってはいたものの、「詳しい病気の原因が分からない」ということだったので、「一度大きな病院で診てもらった方がいいのでは?」と話をしていました。

そして「Yさん」は昨年の年度末(2023年3月)に、再任用を辞め、4月に大きな病院で検査を受けたのです。

その診断結果が… 「すい臓がん」だったのでした。

 

その日から、彼の闘病生活が始まりました。

私も、1~2か月に一度は、気心が知れた仲間と共に、お見舞いに伺っていました。

医師からは最初、「年内持つかどうか…」と言われていたようですが、どうにか年を越すことができ、今年のも見ることもできました。

 

しかし、最近は「抗がん剤」を打つこともできないほど、体力が落ちていて、結局、6月4日(火)お見舞いに行ったのが、彼に会うことができた最後の日となりました。
その日彼は、来るべき「その日」を予感したのか、「皆で写真を撮ろう!」と言ったのでした。

6月8日(土)に、お見舞いに行った別の友人「かなり状況が悪い」と報告してくれましたので、すぐさま「大丈夫でしょうか?」LINEしたのですが、「既読」にはなったものの返事がありませんでした。

そうして、心配していた矢先の奥様からの連絡でした。

「Yさん」と私は、高校も大学も異なりますが、長く同じ職場で一緒に仕事をさせていただきました。
同い年ということもあり、何でもざっくばらんに話ができる大切な友人の一人でした。
私が、退職する4年ほど前、職場で適応障害となり4か月休職「仕事を辞めよう…」と思った時、「一緒に定年まで頑張ろう!」と、最後まで何度も励ましてくれたのは彼でした。おかげで私は、定年まで勤めることができたのでした。

毎年、「人間ドック」に行き、「ランニング」もしていて、健康に人一倍気を使っていた人でした。
再任用し体調が悪くなった時に、「僕も『たけやん』のように、定年で仕事を辞めればよかった…」と、悔やんでいた言葉が忘れられません。
お子さまも自立しており、「第二の人生これから!」という時。
こんなことになってしまうなんて…

どうしてあんなにいい人が死ななければならないのでしょう?
きっと、無念だったに違いないと思います。

一緒に楽しく過ごした日々が、頭の中を駆け巡ります。
悲しくて、辛くて… どうしょうもありません。

 

昨日と今日、お通夜・ご葬儀が行われ、私は受付をさせていただきました。

 

退職して随分経っていたにもかかわらず、大勢の元同僚が参列し、彼の人柄の良さを改めて感じさせられました。

今はただただ、「Yさん」ご冥福をお祈りするばかりです…