今日は20日(水)です。今年もあと10日余り3日間ブログが空きました(笑) 
ここ3日、お天気は降ったり☂⛄やんだり曇☁ったりで、たま~にお日様🌞が覗くこともありますが・・・基本、不安定で、気温は日中でも10℃超さず🥶です。
で、晴れ間を見つけてはウォーキングに出る以外は、家の中に閉じこもりです(笑)

この期間にNetfliXで何本か映画を見ました。

本日は、第607回「思い出貯蓄」に書いていた、

 

 

8日(金)に観た「クレイジークルーズ」。そして、この3日間に見た映画のレビューを!

まず、最初に「クレイジークルーズ」。企画・製作Netflix2023年11月(先月)配信吉沢亮宮崎あおいがダブル主演。

 


 

豪華クルーズ船を舞台に、船上で起きた殺人事件の謎に迫るミステリー&ロマンティックコメディ

〈内容〉
豪華クルーズ船でバトラーとして働く冲方優(吉沢亮)は、

 

乗客の理不尽なクレームに土下座も厭わず対応するその「プライドのなさ」を、新人船長・矢淵初美( 吉田羊)から評価されている。

 

横浜からの出航直前、切羽詰まった様子でクルーズ船に乗り込んできた盤若千弦(宮崎あおい)

 

盤若冲方に、お互いの恋人が密会していることを告げる。42日間に及ぶエーゲ海ツアーに出航したクルーズ船・MSCべリッシマのデッキで、

 

冲方盤石は自分たちの不幸な境遇を嘆き合う。そんな矢先、2人はクルーズ船のプールで殺人事件を目撃する。

 

交際中の相手から「なかったこと」にされてしまった冲方盤若の二人は、目の前で起こった事件「なかったこと」にさせないため、独自に捜査を始める…

〈感想〉
吉沢亮宮崎あおい、他の共演者も豪華な俳優陣なのに、なぜか今一つでした。あまり謎解きはないし、ドキドキも盛り上がりもなかった。
ミステリーパートはスリルも謎もなくてひどい…
恋愛のストーリーは薄っぺらい…
コメディパートは笑えなかった…

アイデアは良かったと思うけれど、ディティールやストーリー構成がぜんぜん練れていないように感じられました。

 

サスペンスとしてもラブロマンスとしても正直今一つで、期待しすぎたのかも?です😅💦
ただ、宮崎あおい38歳見えない! ひたすら可愛いらしかったです。

 

ちなみに、「世界一周クルーズ」ですが…(興味があって調べたところ)

2024年に予定されている日本発着世界一周クルーズ費用は、

飛鳥Ⅱ: 100日間のクルーズで、1人あたりの料金は約550万円!

パシフィック・ワールド: 105日間のクルーズで、1人あたりの料金は約188万円!

とても手が出るようなものではありませんね😢


2本目17日(日)に見た「ボクたちはみんな大人になれなかった」
「燃え殻」原作のによる日本の恋愛小説を映画化。2021年11月に日本国内で劇場公開及びNetflixにて全世界同時配信

 

テレビ業界の片隅で働くボク半自伝的恋愛小説で、現代から1990年代に巻き戻っていく形で映画は展開していく。ボクを演じる主演森山未來助演伊藤沙莉

〈内容〉
1995年、インターネットや携帯電話が普及する前、主人公佐藤誠(森山未來)は、雑誌の文通募集欄を通じて初めての恋人・かおり(伊藤沙莉)に出会う。

 

”普通”が嫌いなかおりに出会ったことで、佐藤は生まれて初めて頑張りたいと思うようになり、かおりに認めてもらいたくて工場勤務から転職して映像業界でがむしゃらに働いた。


 

しかし1999年。ノストラダムスの大予言が外れて地球は滅亡しなかった頃、唯一の心の支えだったかおりが、突然、別れも言わずに去ってしまう。
志していた小説家にはなれず、ズルズルと映像業界の片隅で働き続けた佐藤にも、時間だけは等しく過ぎて行くのだった。


 

そして2020年”普通”に生きてきて46歳になった佐藤は、ある出来事がきっかけで二度と戻らない「あの頃」を思い出すことになる。

〈感想〉
2000年代から1990年代までの渋谷界隈を中心としたサブカルチャーネタ(ガラケー、ポケベル、公衆電話、MDウォークマン…etc)大量に投入されている。また、円山町のほかシネマライズ渋谷タワレコ、ラフォーレ原宿など、時代を遡って当時の風景次々と登場する。40代~50代前半世代には、あれこれ当時の記憶が蘇りノスタルジーに浸ってしまうことは間違いない思う。
 

後半、佐藤かおりFacebookを見つけ、出会った頃を回帰し、”普通”だな』と涙を流すシーン。”普通”を嫌っていたかおりは、眩しいくらいに”普通”の人生を送っていた…( ; ; )

”普通”だな』と言う言葉は、やっと大人になれた佐藤の実感。

その言葉は、彼が前に進んでいく希望を感じさせてくれた。


 

多かれ少なかれ、人は子どもの時に描いていたものとは違った人生を歩んでいる。つまりその頃「なりたかった大人」にはなっていない。

当然、こんなはずじゃなかった!という人もいれば、一方でそんな今の自分を肯定する人もいる。

時代は変わるし、人も変わる・・・

誰しも、時間は戻せないけれど、今を生きていかなければないのである。

 

自分の歩いてきた道の、甘酸っぱさや悔しさや懐かしさを包み込んでくれる、個人的には好きな、いい映画だ!と思った。