16日(土)です。今日も暑いですね。今日も明日も最高気温34℃予報です。まったく、外へ出かける気がしません。
昨日15日(金)は、夜中に雨が降ったからか、多少涼しく最高気温31.7℃でした。
タイ旅行から帰ってきて、大変なことが一つありました。それは、ノートパソコンの故障。
普段家にいるときは、かなりの長時間パソコンに向かっているのですが(今も、このブログをパソコンで書いています)、
タイから帰って電源を入れようとするも、まったく反応せず😢
実は、タイ旅行へ行く前日、アイスコーヒーの入ったコップに手をひっかけてしまい、パソコンのキーボードにアイスコーヒーをぶちまけてしまったのです。
あわててしっかりと、拭き取ったつもりだったのですが、どうやらパソコンの様々な隙間から中に浸水していたよう😢です。
これは、かなりやばい!
修理に出したとしても、保障も切れているので、とんでもない修理代金になるでしょう。
仕方なく…予備の小さいタブレットパソコンで、急場をしのいでおりました。と、そんな時、
「阪神のアレ!」
タイミングよく、joshinが「阪神優勝おめでとうセール」を始めてくれたので見に行ってみると、お買い得な商品を見つけましたので、即購入!
金額は15万円! ただ、joshinポイントが1.3万円分つきましたので、実質13.7万円。
スペックが CPU:Core i7-1260P、メモリー:16GB、SSD/eMMC:512GBはお買い得だと思います。
しかし、安く購入できたとは言え、いらん出費でした😢
昨日は、設定・その他で1日潰れてしまいましたが、おかげで快適なパソコン環境となりました。
さて、本題。今日は、先日見た映画「Drコトー診療所」のレビューを。
原作は週刊ヤングサンデー→ビッグコミックオリジナルに連載された漫画。
2003年にフジテレビ系列でドラマ化。2004年にスペシャル版、2006年には新シリーズが放送され、2022年12月に映画が公開されました。
主人公のモデルは鹿児島県の下甑島にある「下甑手打診療所」(薩摩川内市下甑町手打)にて、30年間離島医療に携わってきた実在の人物である医師・瀬戸上健二郎。
主題歌はドラマシリーズからの中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」。撮影現場はドラマシリーズから変わらない沖縄県与那国島を舞台としています(作中では島名を志木那島)。
日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。本土からフェリーで6時間かかるこの絶海の孤島に、19年前東京からやってきた五島健助=コトー( 吉岡秀隆)。
以来、島に“たったひとりの医師”として、島民すべての命を背負ってきました。長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがえのない存在であり、家族となりました。
数年前、長年コトーを支えてきた看護師の星野彩佳( 柴咲コウ)と結婚し、彩佳は現在妊娠7ヶ月。もうすぐ、コトーは父親になります。
二人と共に暮らす彩佳の両親・正一( 小林薫)と昌代(朝加真由美)、
元漁労長の重雄(泉谷しげる)や漁師仲間、
スナックを営む茉莉子(大塚寧々)、
今も診療所を手伝う和田(筧利夫)らも、
今日もそこで静かに暮らしています。
志木那島診療所はコトー、彩佳、和田に加えて、新米医師の織田判斗(髙橋海人)、
数年前から診療所に勤務する島出身の看護師・西野美那(生田絵梨花)が共に切り盛りしていました。
しかし、2022年現在日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいました。それでも「まあ、コトーがいるから大丈夫だろう」そんな風に、皆心のどこかで思っていました。
コトーも今や52歳。
蒼く広がる海や水平線、波の音、夜空の星の輝きは変わらないが、島は少しずつ変化している。
そしてコトーの穏やかな日常にもある変化が忍び寄っていることを、誰もまだ気づいてはいませんでした…
そんな折、島に次第に台風が近づいてくるのでした…
TVドラマシリーズは見ていません。
オープニングから沖縄の青い海と空。島の美しい風景…
その映像にまず魅せられました。
その下で、朝から晩まで島の人々を診るコトー。穏やかな人柄と笑顔で、一人一人に寄り添います。
しかし、台風が島を襲い、甚大な被害を引き起こします。
診療所に次々と運び込まれてくる患者。まるで野戦病院…
諦めかけたその時、ある人物が口火を切ります。
「諦めない!!!」
皆に活気が戻り、そして、その修羅場を乗り越えると、再び島には平穏な日々が戻るのでした。
ただ、映画のラストシーンは現実だったのか、それとも幻だったのか? そこは、視聴者に判断をゆだねています。
私は、期待を込めた「ハッピーエンド」として受け止めました。そして静かに感動しました・・・
しかし、過疎の問題、少子高齢化、離島医療の財政難、どれ一つとして問題は解決していません。
この映画は、そんな様々な現実を、とりわけ離村の医療の限界を、視聴者に問題提起している作品だと思います。
コトーのような「個人を犠牲にした善意」に頼るのではなく、根本からこれらの問題は考えなくてはならないのです。
ただ、コトー先生は決して自分を犠牲にしているなどとは思っていなかったし、「目の前のこと」に全力で向き合っているだけなのでしょう。
それこそが、コトー先生の信念でありすばらしさだと心から尊敬の念を抱かざるを得ませんでした…
個人的には、とても感動した映画でした。