昨日3日(金)ひな祭り。今年は質素に、できあいの手巻き寿司(私のリクエストであり、妻がサボったわけではありません)。

 

今日4日(土)は、☁で肌寒い一日だったが、お昼過ぎの13:00Auショップへ。
昨年の12月にAuからUQモバイルに替えたのだが、まだAuだったときに、自分でSIMロック解除したはずなのに、何気に先日確認してみたらSIMロックありになっているではないか!!

(設定→一般→情報の所を見れば確認できる)


 

これでは海外に旅行したときに、現地で「海外プリペイドSIM」が使えない!
自分で、もう一度SIMロック解除しようと試み、My auからKDDIの手順に従ってやってみたのだが・・・途中で先に進めなくなってしまう。
KDDIの画面では、SIMロック解除「申請済み」となっている。つまり、SIMロック間違いなく解除されているのだ。

 

しかし、先ほどのAppleの画面では「SIMロックあり」になっている? 
ショップでこの状況を説明すると、店の方も「これはAppleの方の問題だ」ということで、店の方からAppleへ電話することに。
なぜか電話を渡され、Appleの説明を聞いてみたが、「原因は不明だがiphoneをリセットするしかない」とのこと。
え~ めんどくさいんですけど!!!

iphoneのデータを一旦、icloudなりにバックアップして、iphoneリセットして新品の状態にしてから、再度、バックアップデータiphoneアップデート復元するだと~?!?!
ショップに頼んでも、やることは同じであり、おまけに手数料を取られてしまうらしいので、仕方なく自分ですることにした😂
悪戦苦闘すること数時間。どうにか私のiphon復元完了! 

無事SIMロックなしの表示になった。
しかし、iphoneも同じ状態だったので、これも復元しなければならなかったため、半日潰れてしまった😂

さて、本題。昨日(3日)のブログに書いたとおり、今日は28日2日に観た見出しの映画のレビューを。
結論から先に言うと、個人的には、どちらの映画も「今ひとつ」だった。
まず、28日に観た「茜色に焼かれる」

 

7年前、理不尽な交通事故で(オダギリ・ジョー)を亡くした田中良子(尾野真千子)と息子の純平(和田庵)
母の良子はかつて演劇に傾倒していたことがあり、芝居が得意。
ひとりで中学生の純平を育て、への賠償金は受け取らず、施設に入院している義父の面倒もみている。


コロナ禍により経営していたカフェが破綻し、花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちでも家計は苦しく、そのせいで息子はいじめにあっている。
そんな彼女たちが最後まで「絶対に手放さないもの」があった。
世知辛い世の中で、時代に翻弄された主人公が、愛する中学生の息子と共にたくましく生きていくヒューマンドラマ。監督は『舟を編む』石井裕也

 

この映画、ストーリーに組み込まれた社会問題の数と量がとにかく多い。
職業差別、性暴力、学校でのイジメ、身を粉にして働くシングルマザーの家計簿・・・そして、新型コロナウイルス。
理不尽極まりない事故を失った良子が、最愛の純平の成長だけを心のよりどころとし、信念を曲げることなく、強くぶつかって生きる姿が描かれているのだが・・・

 

一見、強い意志を持った無敵の女性に見えるが、実はごく普通の人間である良子を演じる、尾野真千子入魂の演技には圧倒されたが、残念ながら本作が求める「絶対に手放さないもの」「信念を曲げずに他人を思いやり希望を持って負けずに進む」という気持ちにはなれなかった


 

これでもかという「日本の不幸と苦難のオンパレード」や、賠償金を受け取らず風俗で働く「良子のお金に対する考え方」などに共感できず、作品名を象徴的に印象づける「ラストシーン」今ひとつ残念だったこと。それらが原因かもしれない。

次に、2日に観た「アメリカン・ビューティ」

 

1999年製作のアメリカ映画。平凡な核家族が崩壊する過程で、現代アメリカ社会の抱える闇を時にコミカルに描く。第72回アカデミー賞作品賞受賞
広告代理店に勤め、シカゴ郊外に住む42歳のレスター・バーナム(ケヴィン・スペイシー)。彼は一見幸せな家庭を築いているように見える。


 

しかし不動産業を営むキャロライン(アネット・ベニング)は見栄っ張りで自分が成功することで頭がいっぱい。

 

ジェーン(ソーラ・バーチ)は典型的なティーンエイジャーで、父親のことを嫌っていた。
そんなある日、レスターは娘のチアリーディングを見に行き、娘の親友アンジェラ(ミーナ・スヴァーリ)に恋をしてしまう。    
そして、レスターの周りに完成していた均衡は徐々に崩れ、彼の家族をめぐる人々の本音と真実が暴かれてゆく
ちなみに、タイトルの「アメリカン・ビューティ」とは、バラの品種の一つのこと。

レスターの家族は、アメリカン・ビューティーのように一見すると郊外に家を持つ幸せな家族
しかしよく見てみるとそれぞれのメンバーが家族をばらばらにするほどの悩みを持っている
映画は見た目は美しいが、根っこに闇を抱えている家族が崩壊していく様子を描いたストーリー。
アメリカの中流家庭の崩壊を描いた映画に「アメリカの美」という題名をつけることで、アメリカ社会に対する強烈な皮肉を利かせている。
社会問題が多く描かれ・・・
・妻の話にストレスを感じ、娘の友人に恋するロリコン親父
・綺麗な庭や高級家具を大事にする妻
・親に反抗できない子ども
・マリファナ

これが、アメリカのどこにでもある日常? 

アメリカでこの映画が高く評価されるのは、アメリカ人にとって多かれ少なかれ「あるある」なことだからかもしれない。 
日本人の感覚とは少しずれはあるものの、この映画に共感する人はどこか闇を抱えている(病んでいる)のかもしれない。


 

今の人生に幸せな人は、見ない方がいい。

なぜなら、内容が一言でいえば「不快」だからだ。

それにしても、最近の選んだ映画は自分にとっては「はずれ」が多い😂 自分はつくづく「感動もの」が好きなのだなぁ。