今日の朝起きると、10cm程のが積もっていた。

今晩~明日にかけて、50cmほど積もると予想されている。
の降る地域では、毎年、冬に入る前にスタッドレスタイヤに、春にノーマルタイヤに交換しなければならない。
それに、暖房費も馬鹿にならない。昔は「寒冷地手当」なるものが支給されたが、いつの頃からかなくなった😂。

雪国に住んでいたものの、スキーを始めたのは1982年大学2年生の時。上越新幹線東北新幹線が営業開始したこともあり、じわじわスキーブームが始まり、数多くのツアーが様々な旅行会社によって販売された。
新宿西口などはさまざまな方面のスキー場へ向かうツアーバスごった返していた。深夜に出発し、朝にゲレンデに到着する。
ツアーで一緒になった人や同じ旅館に宿泊した人たちと、仲良くなったり、時に愛が芽生えたりもした。
ゲレンデには東京からだけでなく、名古屋・大阪、東北・北陸などさまざまな方面から来たスキーヤーあふれかえっていて、リフト待ちが数十分から1時間などという所もざらにあった。
上越国際、石打丸山、赤倉、万座、草津、志賀・奥志賀高原、菅平、斑尾、白馬八方、栂池、乗鞍・・・いろんな所へ行った。
私が一番お気に入りだったのは何と言っても「志賀高原!」

結婚してからも、子どもが生まれてからも行った。

「志賀高原プリンス」に泊まる。ホテルを出たところにリフトがある。抜群の環境で最高だった。

見出しの「私をスキーに連れてって」は、1987年に公開されたホイチョイ・プロダクション作、原田知世主演の映画である。

 

私が就職して3年目の時に上映され、この頃はバブル景気の恩恵や週休二日制の影響で、本格的にスキーブームが到来した時期。
原田知世がとてもかわいく、共演の三上博史もかっこよかった。原田貴和子と高橋ひとみもいい味を出していた。見た人なら覚えているだろう・・・「凍ってるね」と車を発進させる前にドアを開け、路面状態を確かめ・・・そして、あろうことか、トヨタの「セリカGT-FOUR」ゲレンデを疾走する!
この映画をきっかけに「セリカGT-FOUR」を購入した人も多かっただろう。
私はさすがに車は買えなかったが、触発され「フェニックス」のウエアを購入し、勝手に三上博史になりきっていた。
主題歌はユーミンの「サーフ天国、スキー天国」だったが、見た人に強い印象を残したのは「恋人がサンタクロース」だった。

バブル崩壊と共にスキーブームも沈静化。スキー人口も1993年をピークに減少に転じる。ちなみに1990年からスノーボードが登場する。
2010年代以降は、海外からの訪日観光客の増加にともない、北海道や信州のゲレンデは南半球からの外国人で賑わうようになる。

スキーへ行ったのは、家族で行ったのが最後だと思う。

その時から20年以上経っている
今、スキーなんかしたら、何日も筋肉痛に悩まされるか、下手をすれば大怪我するかも知れない。
持っているウエアも靴もスキーも使えないだろう・・・。

けれど、レンタルがあるから、天気の良さそうな日を選んでまたいつか行ってみたい!! 思い出の焼額山へ・・・