大手前大学の通信教育では、1年間を4つの期間(クール)に分けており、各クールの最後に単位修得試験がある。日本語教師になるためには、必修14単位選択必修2単位を含む27単位を修得しなければならない。

 そのうちの必修1単位は教育実習で、必修13単位を修得済みで、かつ在学2年目以降でしか履修できない。

 授業方法「通信授業」「メディア授業(ライブ)」「スクーリング」の3つあり、単位修得試験「レポート試験」「Web試験」がある。
 

 1年目の1クールで10単位、2クールで7単位、3クールで8単位、4クールで1単位の計26単位を修得、2年目の5月に教育実習を終えた。なお、メジャ-とは「難易度」であり、100が一番「易」である。

 

 

 最もポピュラーな「通信授業」の形態は、おおむね1単位の科目で90分程度の講義の動画を8つほど視聴し、1つ視聴しおわるごとに「レポート(800字程度)」「Webによる確認テスト」が課される。

 8つすべてが終わったら、最後に「レポート試験(2000字程度)」または「Web試験」を受験し、合格したら単位認定となる。

 レポートでは剽窃がないか厳しくチェックされ、引用や出典を明記しなければならない。文章を書くのが苦手な人は本当に苦労する

 

 「メディア授業(ライブ)」はZoomのようなアプリをつかったリモート授業である。こちらも最後に「レポート試験(1000字程度)」を受験し、合格したら単位認定となる。

 「通信授業」クールをまたいで受講できるが、「メディア授業(ライブ)」はできない。

毎日、家に帰ってから動画視聴とレポート作成に追われる日々・・・ 

 最後の「スクーリング」教育実習は、コロナの関係でZoomを使った実習となった。初めてのZoom・・・。

 教案作成、パワーポイントの作成、時間配分、うまくいくよう何度も何度も練習した。本番では6名の外国人留学生相手に授業をした。

 教育実習で一緒になった実習生は自分を含めて16名

 北は青森から南は沖縄まで、若い方から同世代の人まで、経歴もさまざまな人が集まった。

 みんな個性に溢れた素晴らしい授業を見せてくれた。

 苦楽を共にし得た仲間は、大切な財産となった。

こうして、私の1年あまりの学習が終わった。。。

かかった費用は30万少々だった。