本ブログの第1回「定年後にしたいこと」の3番目として「海外にしばらく住んでみる」をあげた。
そして、「もしできれば海外で日本語教師をしたい」 とも書いた。
実は、昨年の4月に大手前大学の日本語教育養成課程(通信教育部)に科目履修生として入学、今年の5月に教育実習を経て、先日無事に修了証書が届いた。
日本語教師の資格は、現在、国家資格ではない。
法務省出入国在留管理庁が定める「日本語教育機関の告示基準」に記載されている以下のいずれかの条件を満たすことが、一般的に「日本語教師の資格」を有しているとされている。
①日本の大学または大学院にて日本語教育に関する科目を26単位以上履修する
②日本語教育能力検定試験に合格する
③日本語教員養成校(専門学校)において420時間以上の研修を受講し修了する
私は①の方法を選択した。留学などで訪日する外国人の増加へ対応するため、現在、日本語教師の国家資格化(公認日本語教師)が検討されているようだ。
1年以上にわたり仕事をしながらの勉強は、つらい面もあったが、新たな発見や学びがあり、何より共に学ぶすばらしい仲間たちや先生との出会いはかけがえのない経験となった。
私の大手前大学での1年間の学習については次回。