退職願はかならず手渡ししてください | 高度サービス人材について考える会

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退職願をファックスやメールで送りつけ、自分は出社しない。さっさと次の職場に行ってしまうという人がたまにいるそうです。でも、これはビジネスパーソンとして、絶対にやってはいけない行動です。



数年や数ヶ月であろうが、お世話になった会社には違いありません。最後まできっちりと仕事をして引き継いでいかないと、あなたの評判を落とします。「まったく関係のない業界への転職だからOKさ!」などと気を抜いてはいけません。



仕事というのは、意外にどこかでつながってくるものです。「また仕事を頼みたいんだけど…」なんて声がかかるような辞め方をしたいものです。



また、退職時には、年金の切り替えや失業保険の手続きなども必要ですので、突然辞めると思わぬ不利益を被ることもあります。



退職願は、あらかじめ退職日などを相談したうえで、かならず手渡しで上司に渡します。ファックス・郵送・Eメールで送りつけるなんて、悲しいからやめましょうよ。



●退職願の書き方


・タイトルは「退職願」
「辞表」は、高い地位の人が辞めるときに出すものです。


・退職理由
たとえ上司が嫌いで辞めるとしても、「一身上の都合」とだけ書きます。


・あて名は社長名


・白地の縦書きの便せんに、黒の万年筆かサインペンで


・退職日
あらかじめ上司と相談した日付を記入します。


・白地の縦長の封筒
表側の中央に「退職願」と記入、裏側には部署名と氏名を書きます。