携帯に電話をかける場合には、相手の状況を気遣う配慮が必要です。
携帯は、相手が商談や打ち合わせの最中、あるいは電車に乗っていたり、運転中であってもかかってしまいます。
携帯にかけたときには、まず「いま、よろしいですか?」のひと言をかけて、相手が話せる状況かどうかを確認してから話し始めましょう。相手が出た途端に、こちらの用件を話し始めるのはマナー違反になります。
また、迷う人が多いのは、不在の同僚や上司にかかってきた電話の相手が、「じゃあ、携帯電話の番号教えて!」といった場合。
社内で「緊急時は教えてもかまわない」という規定があれば構いませんが、そうでなければ教えてはいけません。「こちらから折り返し連絡させます」が基本です。
「緊急だから!」と食い下がる人もいますが、そういうときは、先輩や上司に相談しましょう。携帯番号の取り扱いは、それくらい慎重にするべきものです。
●携帯のマナーいろいろ
・携帯の番号を知っていてもまずは会社の電話にかける
・最初に相手が話せる状況かどうか確認する
・大事な話には携帯よりも公衆電話を使う
・墓本的に携帯の番号は聞かれても教えない
(※会社の決まりがあれば、それに従う)
・公共マナーに反する場所で携帯を使わない
・プライベートの携帯に仕事の電話をしない(※緊急時は除く)