名刺交換のマナーで特に間違えやすいポイントは、名刺を交換する順番てす。とりあえず目の前にいる人とすればいい、というものではありません。
さまざまな状況に応じて決められた順番があるのですが、最低限、次の2つの基本ルールを覚えておけば大丈夫です。
最初の基本ルールは、「名刺は訪問者側から出す」ということです。タイミングを逃して相手に先に出されてしまった場合は、「ごあいさつが遅れて申し訳ございません」というひと言を添えながら出します。
2つ目の基本ルールは「役職が上の人から下の人という順番で交換する」ということ。この2つの基本ルールを頭に入れておけば、ひとり対多人数、多人数対ひとり、多人数対多人数など、どんなシチュエーションの名刺交換でも、順番に迷うことはありません。
●名刺交換の順番
【ルール1】訪問者側から出す
【ルール2】役職が上の人から下の人へ
相手側から見ると、どちらが上司かわかりづらい場合もあります。先に上司が交換できるように、一歩引いて場所を譲るなどの配慮をしましょう。