若手社員には、相談するのが苦手な人が多いようです。「できないヤツ」と上司や周囲に思われるのがイヤ、または叱られるのがイヤで、自分ひとりで解決しようとすることが多いようです。
でも、これは上司や先輩が一番困る行動パターンです。
「問題が手に負えなくなる前に、頼むからひと言相談してくれ」というのが、上司や先輩たちの心からの叫びなのですから。
仕事には、周囲を巻き込むことも必要なのです。困ったことがあったら、上司や先輩の希望通り、すぐに相談し、そのトラブルに彼らも巻き込んでしまいましょう。
大切なのは、本当に困ってから相談するのではなく、何かが起こりそうになった時点で早めに相談すること。そうすることによって、上司や先輩が蓄積してきたノウハウを分けてもらい、問題が大きくなるのを回避できるかもしれないのです。
●相談するときの3つのステップ
わからないことや困ったことがある場合は、問題が大きくなる前に「できるだけ早く」相談しよう!
①相談のフレーズで時間をもらう
1.前置き:恐れ入りますが…、申し訳ございませんが…
2.相談内容:○○の件で相談があります
3.確認:いま、よろしいでしょうか?
②相談内容を簡潔に伝える
あらかじめ要点をまとめて、簡潔に話すようにしましょう。
・何に困っているのか?
・助けがいるのか?
・自分はどうしたいのか?
・自分はどう考えているのか?
③解決したらお礼をする
相談したあと、どうなったかの事後報告
お礼の言葉:ありがとうございました