指示された仕事はかならず実行します | 高度サービス人材について考える会

高度サービス人材について考える会

質の高いサービスとは何か?どうすべきかを考える会です。

仕事というのは、上司から部下に指示があって始まります。
そして、決められた期限までの時間と、与えられた条件の中で、最大限の能力を発揮して指示を実行する。それが仕事です。上司の指示は、「お願い」ではないのです。



たとえば、コピー取りなどを「こんな簡単な仕事、やっていられない」と拒否する人もいますが、それは社会人としてやってはいけないこと。
あるいは、「あの上司が嫌いだから、あの上司にいわれた仕事はすべて拒否するんだ」などという人もいます。
これも、社会人としては失格といわざるをえません。



仕事は、あなたが必要だから、あなたのところに来るのです。



好きだ・嫌いだという個人的な感情には関係なく、常に確実に仕上げるべきものです。
「簡単な仕事だからやらない」のではなく、「簡単な仕事をしっかり仕上げることができて、初めて、よりレベルの高い仕事を任せてもらえる」という気持ちを持つといいかもしれません。



ただし、ときには手が回らないほどに仕事を指示されることもあります。
そんなときには、周囲に迷惑がかからないよう、「できません」とハッキリ伝えることも重要です。
ただし、やみくもに「できない」と断るのではなく、できない理由と代替案をかならずいい添えます。そうすれば、相手に悪い印象を与えることもありません。



指示された仕事はかならずやる。
ただし、抱え込みすぎない。これもビジネスの常識です。