聴神経腫瘍の摘出手術を行う前には様々な検査を受けることになります。
病院から住居が近い場合は、何日間かに分けて通院して検査を受けるという方法もありますが、遠距離の場合は入院して検査を受けるというのが手っ取り早いです。
私の場合も「本番の手術入院」の2か月ほど前に4泊5日の検査入院をしました。
MRIやCTなどの検査はもちろんですが、その他にも覚えていないぐらいたくさんの検査をしました。
その中でも特に大規模な検査が「アンギオ検査」でした。
脳の手術前の検査として行う場合は、日本語で「脳血管造影検査」と呼ばれるものです。
「アンギオ」は「血管の」というような意味です。
”アンギラス”に似ていますいが、怪獣のことではありません(笑)
足の付け根の動脈からカテーテルを挿入し、血管経由で脳まで達したところで造影剤を注入してレントゲン撮影を行います。
摘出手術のターゲットとなる「腫瘍」に栄養を送っている血管の有無を調べます。
血管が通っていると、手術の際に出血が多くなる危険があるので、その場合は術前に問題の血管を閉塞させる処置をするそうです。
通いで検査をする場合でも、この検査だけは入院しなければできないみたいです。
検査中もアレですが、検査後も6時間身動きできないから泊まらないと無理ですよね。
局所麻酔で行われるため、振り返ってみると本番の手術より怖かったかもしれません(^^;
アンギオ検査は、最初の麻酔注射以外は痛くも苦しくもありませんが、意識がハッキリしている状態で、足から脳まで血管をカテーテルが通って行くので、あまり気持ちが良いものではありません。実際以上に時間もながーく感じました。
今回の「片耳物語」の更新で、やっとその辺まで来たという訳です。
「片耳物語」更新その6
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片耳物語6 アンギオ検査 | 電脳生活雑記録(&片耳物語) (ksmots.com)
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