学費とか...
かかる費用はありませんので
助かりました。
大学院入試は...
そもそも大学を卒業してから
ずいぶんと期間が経っての大学院です。
途中で、近い分野の科目を
通信制の大学で履修したとは言え
もともとの専門分野とは違う分野に
飛び込むことになったので
果たしてやっていけるか
不安でいっぱいでした。
大学院入試は12月でしたが、
入学準備は、ずいぶん前から始まります。
5月ぐらいに
入学案内や募集要項が配布されると
まず、やらなくてはいけないのが
自分の指導教官を決めることです。
入学する前に先生を決めるの?
と、驚かれるかもしれませんが、
大学院では割と普通らしいです。
(そうじゃないところもある。)
募集要項には学生の受け入れが
可能な教員の一覧がついています。
この中から入学したら指導してくれる
という約束を、先生に予め取り付けろ
と、こう説明されています。
入学試験の願書には
その先生の承認したというサインが
必要なのです。
先生が決まらないと
受験できないというシステムです。
もっとも、
先生が決まったからといって
入学試験に合格できるか
というのは全く別のことで
実際に、
入試の試験官からは、
指導教員(予定者)は外されます。
先生をどうやって選ぶ?
先生のリストには研究分野などが
説明されているのですが、
なかなかそれだけではわかりません。
研究室のホームページを調べたり、
その先生が書いたモノ(論文など)を
探したりとなかなか大変です。
先生の人柄とかも気になりますしね...(^^;
聞くところによると、
抱えている学生の数や
先生が興味を持ってくれそうな研究テーマを
持って行かないと
他大学出身だし、
現役の大学生に比べて不利なのです。
そこで、同じ大学院を修了した先輩に
先輩の指導教官だった先生を
相談のため紹介してもらうことにしました。
この先生はなかなか大御所の
先生でしたが、
気さくに会って話を聞いてくれました。
この先生自体は定年の予定で、
新たに学生指導はしないということで
別の先生を紹介いただくことに
なりました。
先生は、わたしの「やりたいこと」
という、とりとめのない話を聞いてくださり、
数週間後に一人の先生をご紹介いただきました。
こうして、私を(もし入学できたら)
引き受けてくださるという指導教官(予定者)
が無事決まりました。
しかし、それであとは入試
というわけではありません。
大学院の入試では、
自分の研究計画書というのを提出し、
研究の意義や実現性などについて
プレゼンしなくてはなりません。
それから入試までの間の数ヶ月、
指導教官(予定者)の先生から
いろいろアドバイスを受けながら
研究計画書の準備をすることになるのです。
後に私の指導教官になるこの先生には、
入学前からずいぶんお世話になりました。
少し遠回りになりましたが、
このお話、もう少し続きます(^^)
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