”耳鳴りノオト”。
北杜夫先生の「あくびノオト」風のタイトルですが、まったく関係ありません(笑)
小学生ぐらいの頃、北杜夫先生の「あくびノオト」という本の背表紙のタイトルを見て、「あくびの音」だと思っていました。中身はもっと大人向けの短編小説、エッセイ集のようだったので手に取って確かめることはなく、しばらく「あくびの音」ってどんな音だろうと...。
”耳鳴り”の検査のお話を以前していますが、この”本当は聞こえない音”を他人にわかるように説明するのはとても難しいのです。片耳歴が4年以上になって、”耳鳴り歴”も同じ年月付き合っていますが、未だにうまく表現できないでいました。病院での検査の時もいろいろと鳴らしてくれる音を聴き比べて、この音に近いかなぁという音を指定しましたが、実はピッタリするサンプル音は無かったのです。
最近、とある工事現場の横を歩いていて、自分の”耳鳴りの音”にごく近い音に出会いました。それは砂をザザーっとこぼす音。これだっと思いました(笑)
耳鳴りのに悩まされる人は多いと思います。そして、聴こえる音も人によって様々でしょう。だからどんな音って聞かれても困るわけです。
今度聞かれることがあったらこういう音だと言うようにしよう(^^)
「耳鳴りノート」の方もまた書いてみたいと思います(笑)