ICUでのこと(片耳日記) | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

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2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

手術・入院ネタで外せないのが「ICU」のことです。
術後4年経ってもあそこでの滞在経験は忘れられません。

 

と言うか、入院生活の中で唯一辛いと思ったのが「ICU」で過ごした一夜でした。

”アンギオ検査”もなかなかのものでしたが、コレに比べれば、どうってことないですね。

 

 

「ICU」での一夜は確かに酷かったですが、別に「ICU」が悪いわけではありません。術後の状態を最高に良く保つために、あるいは限りなく早期に回復させるために必要な処置だったわけです。

 

両手に点滴、鼻にチューブ、尿カテ、酸素マスク、心電図の電極など、とにかくイロイロなものに繋がれていました。ベッドはボコボコと勝手に動くし、鼻から胃まで通されているチューブは、カラカラに乾いた鼻の奥や喉に擦れて、継続的に吐き気をもよおしました。

 

頭の右側を手術しているので、基本的に常に左向きです。

床ずれ予防のために看護師さん達が何度も向きを変えてくれるのですが、どうしても左向きに丸まった格好に落ち着いてしまうのです。

しまいには「コッチ向きが好きみたいね」と言われたりしたのですが....それに答える気力もなく...^^;

 

 

 

 

 

手術の始まる前に、ICUに持ち込む持ち物に名前のシールを貼って行くのですが、私が先輩のブログを見て持ち込もうとした”扇子”を、「それは使えないと思うよ」と言った看護師さんの言葉を思い出していました。その通りでした...。
 
4年前に「ICU」から”生還”してから間もなく書いたブログを読み返すと、その時のことが今でもリアルに蘇ってきます。
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