年末年始もパソコンにかじりついていたので、
目と手首がすっかりおかしくなっています(^^;
手首の方は何故か左手だけが...。
それで、一番の弱点の「聴く」方は、ほとんど酷使することがなくて逆に休められました(笑)。
さて、「聞こえているけど、聞き取れない」という問題。
つまり、(人の)声は聞こえているのに、言葉として聞き取れないということです。
特に雑音や騒音のあるところでは顕著です。
そして、私自身を含めた「片耳難聴」の人たちが、毎日直面している問題でもあります。
以前にも書いていますね。
これは、一般の人に説明するのがとても難しい症状というか現象です。
大変良く似ている症状に「聴覚情報処理障害」(Auditory Processing Disorder:APD)というのがあります。
「言葉は聞き取れるけど、その意味がわからない」、「意味を間違えて受け取ってしまう」、「言葉がうまく聞き取れなくて、相手の言っていることがよくわからない」という特徴があるということです。そっくり、と言うか全く同じです。
根本的に違うのは、この障害を持つ人たちには聞こえの障害がないということです。
アメリカのNemours財団という非営利の団体が子どもの健康に関する情報を提供するサイト
「KidsHealth」 では、この聴覚情報処理障害についてこんな説明がありました。
What Is Auditory Processing Disorder?
Auditory processing disorder (APD) is a hearing problem that affects about 5% of school-aged children.
Kids with this condition, also known as central auditory processing disorder (CAPD), can't process what they hear in the same way other kids do. This is because their ears and brain don't fully coordinate. Something interferes with the way the brain recognizes and interprets sounds, especially speech.
「聴覚情報処理障害は学齢期の子供の5%に影響を与える聴覚の問題。この症状の子どもたちは中枢聴覚情報処理障害(Central APD:CAPD)としても知られ、他の子どものように聞こえるものを処理できない。これは耳と脳が完全には協調していないためで、脳が音(特に音声)を認識して解釈するのを、何かが妨害している。」ということです。
APDの人たちが抱える悩みについては、NHKの「未来スイッチ」というサイトでも紹介されています。
でもどこか、聞こえと情報処理の関係について、片耳難聴の我々にも共通するようなヒントがあるような気がしています。
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