レポート「集音器」 | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

いよいよ明日から仕事復帰です。

手術入院のために休暇に入ったのが5月22日だったので、ちょうど2か月ぶりの職場になります。
最初に何て言おうかとか、自分のデスクはどうなっているのかとか、ドキドキします(^^;
 
 
3回ほど前の記事で、「補聴器と集音器」の事を少し書きました。
 
仕事に復帰するに当たって、「集音器」というものを買って試してみることにしました。
アマゾンで「集音器」を検索すると、安いモノから高額のモノまでたくさんの機器が出て来ます。
その中でカスタマーレビューの評価が高くて比較的安いモノを選びました。
ここで、我々「片耳者」には使えない耳掛けタイプは排除して、集音部(マイク)とイヤホンが分離しているタイプを選択することが重要です。
 
何故かと言うと、コンパクトで装着も便利な耳掛けタイプは聴こえない方の耳側で集音した音を、そのまま聴こえない耳側へ大きくして伝える仕組みなので、失聴してしまった耳には役に立ちません。(少しでも聴こえているというのが前提の仕組みなので、大きくした音を反対側の耳に伝えるようにイヤホンを伸ばしてつけられる様に改造でもしないと無理ですね。)
 
そして選んだのがその名も「効聴」という機種です(写真)。アマゾンで4,700円でした。
ペンの様なスティックタイプで、本体側に集音部(マイク)が付いていてイヤホンを差して使用します。ステレオイヤホンが付属しているので、片耳の人は聴こえない側の耳用のイヤホンを反対側の聴こえる耳に差して使うのがミソです。当たり前ですが、こんな使い方は説明書のどこにも書いてありません(笑)
 
ちなみに私はステレオ入力をモノラルに変換するプラグを差して、その先にモノラルのイヤホンを付けて使っています。ステレオイヤホンだと使わない方のイヤホンが邪魔になるからです。
 
昨日届いたので買い物に出かけた時に早速使ってみると、なかなかいい感じに良く聴こえました。
 
明日、仕事に行く時に持って行って「本番」で使ってみようと思います(^^)
 
なお、お決まりのセリフですが、これは個人的な感想なので全ての人に効果がある訳ではありませんし、この製品をオススメしている訳でもありません。
 
まぁ、安上がりで効果があればそれに越した事はありませんが...効果については、またレポートします。